Let’sレン耐HSR九州ドリーム 4時間耐久

開催場所:熊本県・HSR九州ドリームコース
開催日:2025年3月2日
天気:雨
気温:18℃

<開催クラス>
4時間
・グロム5クラス:7台
・グロム4クラス:7台

参加チーム:14台
総勢:59名

当日は朝から曇り空が広がり、レース序盤はハーフウエット、日中にはドライ路面へと変わるも、終盤には再び霧雨がコースを濡らすなど、変化の激しい一日となった。
さらに、ダブルペリア方式によるハンデ戦も導入され、各チームはハンデ計算と戦略を組み合わせながら、路面状況と戦わなければならないタフな展開に。
レース中には合計16回もの転倒が発生し、赤旗による中断もあるなど、シリーズ屈指の波乱の耐久戦となった。そんな中、地元チームを含む参加者たちは最後まで諦めず、4時間を戦い抜いた。

4時間耐久レース

スタート直後から波乱の幕開け! 午前10時3分。日章旗を合図に4時間耐久レースがスタート。
Grom5クラスは#666 Team FACTERがホールショット、Grom4クラスは#33『コークハイ1』がトップを奪取。しかし、開始わずか6分で最終コーナーにて#31『おやじレン耐ゴレンジャーAチーム』が転倒。続けて10時20分、4コーナーで#3が転倒。序盤から転倒が相次ぐ荒れた展開となった。

30分経過時点。Grom4クラスでは#34 『まごはち』がリードを築き、Grom5クラスでは#666 『Team FACTER』がトップをキープ。しかし、レースはまだまだ序盤、展開は刻々と変わっていった。

2時間経過。天候は回復し、路面はドライへ。Grom5クラスでは #2『 Team WADA』が猛追を見せ、トップへ浮上。Grom4クラスでは#36 『おやじレン隊ゴレンジャーB』が首位に立つ。

レース折り返しを過ぎ、ダブルペリア方式によるハンデ決めが発動。各クラスとも5位以下が基準となり、最大15~18周のハンデが加算。後半戦はさらに混沌とした展開へ。

12時半、サーキットは再び霧雨に包まれ、路面はウエットへ逆戻り。転倒者が続出し、#35『マルマエ ファクトリー』、#666『Team FACTER』が転倒。
12時45分には#34『まごはち』の転倒により赤旗が提示。安全に転倒車両の回収に入る。幸いにもライダーにケガがなく、レースは一旦停止、マシン回収後にレースは再開された。

天候が安定せず霧雨が降ったりやんだり、コースを濡らし、レース後半も転倒は止まらず、#35『マルマエファクトリー』、#1『WBC.ONE-WAY』、#3『平岩にーき』らが次々とクラッシュ。ライダーたちを翻弄(ほんろう)させる天候となった。特に#3は3位走行中の痛恨の転倒。
コースは再び完全ウエットに戻り、#33、#35は3度目の転倒を喫するなど、まさに『耐久』の名にふさわしい過酷な展開となった。
そしてレースはスタートから4時間が経って、#1よりチェッカーを受けることになった。

この日、合計16回もの転倒が発生。幸い大きなケガはなかったものの、波乱の4時間となった。

正式結果は以下の通りです

4時間耐久

Grom5クラス

1位 #1『WBC.ONE-WAY』237周
2位 #4『保護者同伴』236周
3位 #2『team WADA』231周

Grom4クラス

1位 #37『ぶどうやきにく』235周
2位 #31『おやじレン耐ゴレンジャーAチーム』234周
3位 #36『おやじレン耐ゴレンジャーTeamB』229周

人生初レースクラス

1位 #36『おやじレン隊ゴレンジャー TeamB』
2位 #33『コークハイ1』
3位 #32『TEAM きじうま』

特別賞

今回、親子で参加して、お子さんが人生初レースを迎えた#38『ドリーム北九州TeamLife』に贈られました。