トラックハウス・レーシングは、小椋藍が今週末のアラゴンGPを欠場すると発表した。

小椋は前戦イギリスGPの初日、FP1で転倒した際に右ヒザ、右脛骨上部を骨折。内視鏡手術を受け、リハビリに専念し、アラゴンGPでの復帰を目指していたが、バルセロナ市内の病院で精密検査を受けた結果、回復は良好ながら、出走できるほど回復していないと診断を受けたことから、アラゴンGPの欠場を決断。

次戦イタリアGPでの復帰を目指してリハビリを継続する。チームはラウル・フェルナンデス(アプリリア)一人体制でアラゴンGPに臨む。

また、Moto2クラスではイデミツ・ホンダ・チーム・アジアが負傷しているマリオ・アジの代役としてナカリン・アティラプワパを起用。アティラプワパは2017年から2年間ホンダ・チーム・アジアでMoto3クラスに参戦した経験を持ち、現在はアジア選手権ASB1000クラスに参戦している。レッドブル・KTM・アジョは負傷しているコリン・ベイヤー(カレックス)の代役としてダニエル・ムニョスを起用する。