マルク・マルケスがプラクティスでトップタイム。【MotoGP第8戦アラゴンMotoGPプラクティス】

MotoGP第8戦アラゴンGP MotoGPクラス1日目、フリー走行1とプラクティスが、スペインのモーターランド・アラゴンで開催された。今大会には、ヤマハのテストライダー、アウグスト・フェルナンデス（ヤマハ）がワイルドカード参戦。ホルヘ・マルティン（アプリリア）の代役はロレンツォ・サルバドーリ（アプリリア）が引き続き務め、前戦イギリスGPで負傷した小椋藍（アプリリア）、イギリスGP後の鈴鹿8耐テストで負傷したルカ・マリーニ（ホンダ）は欠場となる。

現地時間午前10時45分（日本時間午後5時45分）から45分間で行なわれたフリー走行1は、気温24度、路面温度38度、湿度56％のドライコンディションで行なわれ、マルク・マルケス（ドゥカティ）が1分46秒974でトップに立った。マルク・マルケスは第6戦フランスから3戦連続、今シーズン6回目のトップ発進。3回のコースインの2回目に、唯一1分46台のタイムを記録し、2番手に0秒970の差をつけた。

2番手に2回のコースインのラストアタックで1分47秒944を記録したアレックス・マルケス（ドゥカティ）が続き、3番手にラストアタックで1分47秒995を記録したマルコ・ベゼッキ（アプリリア）が続いた。

現地時間午後3時（日本時間午後10時）から60分間で行なわれたプラクティスは、気温31度、路面温度47度、湿度40％のドライコンディションで争われた。

セッション序盤にリーダーボードのトップに立ったのはフランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ）。バニャーヤは開始6分すぎに1分47秒843を記録。その後、開始11分すぎにアレックス・マルケス（ドゥカティ）が1分47秒785をマークしてトップに浮上するが、その直後にマルコ・ベゼッキ（アプリリア）が1分47秒642を記録してトップに立つ。

開始13分すぎにはマルク・マルケス（ドゥカティ）が1分47秒370を記録してトップに立ち、その後も29分すぎに1分47秒212、33分すぎに1分47秒117とファステストを更新すると、3回目のコースインとなった残り13分で記録した1分46秒397で、今シーズン4回目となるプラクティストップでQ2進出を決めた。マルクは4回目のコースインでさらにタイム短縮をねらったが、更新はならず。

2番手に4回目のコースインとなるラストアタックで1分46秒601を記録したアレックス・マルケス（ドゥカティ）が続き、ラストアタックとなる5回目のコースインで1分46秒953を記録したマーベリック・ビニャーレス（KTM）が3番手に続いた。

ビニャーレスと同タイムとなる1分46秒953を記録したジョアン・ミル（ホンダ）はセカンドベストにより4番手に続き、トップ4に3メーカーのマシンが並び、4番手までが1分46秒台を記録。

ペドロ・アコスタ（KTM）は1分47秒000で5番手、6番手に1分47秒058でヨハン・ザルコ（ホンダ）、7番手に1分47秒096でブラッド・ビンダー（KTM）が続き、ドゥカティの二人に続いて、KTMとホンダのライダーが上位に並んだ。

8番手に1分47秒130でフェルミン・アルデゲール（ドゥカティ）、フランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ）は1分47秒185で9番手、フランコ・モルビデリ（ドゥカティ）は1分47秒213で10番手。

ベゼッキは4回目のコースインで記録した1分47秒222で11番手に12番手に1分47秒241でファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ドゥカティ）、13番手に1分47秒471でエネア・バスティアニーニ（KTM）、14番手に1分47秒480でラウル・フェルナンデス（アプリリア）が続いた。

ヤマハ勢はやや苦戦。アレックス・リンス（ヤマハ）が1分47秒509で15番手、16番手に1分47秒552でジャック・ミラー（ヤマハ）、17番手に1分47秒623でワイルドカード参戦のアウグスト・フェルナンデス（ヤマハ）が続き、ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）はアタックラップ中にマシンが振られるなど苦戦し、1分47秒842で18番手に止まった。

19番手に1分48秒123でロレンツォ・サバドーリ（アプリリア）、20番手に1分48秒290でミゲール・オリベイラ（ヤマハ）、21番手に1分48秒501でソムキャット・チャントラ（ホンダ）の順で続いた。

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