マルク・マルケスが今シーズン5回目のポールポジション獲得。【MotoGP第8戦アラゴンMotoGP予選】

MotoGP第8戦アラゴンGP MotoGPクラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、スペインのモーターランド・アラゴンで開催された。

現地時間午前10時10分（日本時間午後5時10分）から30分間で行なわれたフリー走行2は、気温22度、路面温度34度、湿度64％のドライコンディションで行なわれ、マルク・マルケス（ドゥカティ）が1分46秒607でトップに立ち、2番手に1分46秒748でペドロ・アコスタ（KTM）、3番手に1分46秒772でフランコ・モルビデリ（ドゥカティ）が続いた。

フリー走行2ではアレックス・マルケス（ドゥカティ）が残り9分で7コーナーで転倒、ジョアン・ミル（ホンダ）が残り3分で2コーナーで転倒を喫した。

プラクティス11番手以下のライダーによって争われる予選Q1は、現地時間午前10時50分（日本時間午後5時50分）から15分間で行なわれた。気温24度、路面温度38度、湿度60％、曇りのドライコンディションで行なわれ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ドゥカティ）が1分46秒610のトップタイムを記録、ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）が1分46秒631で2番手に続き、この2名がQ2に進出。Q1では前戦のウイナー、マルコ・ベゼッキ（アプリリア）が1回目のコースインで3コーナーで転倒を喫し、10番手に終わった。

現地時間午前11時15分（日本時間午後6時15分）から15分間で開催された予選Q2は、気温24度、路面温度40度、湿度59％のドライコンディションで争われた。

開始3分35秒でマルク・マルケス（ドゥカティ）が1分45秒986を記録してリーダーボードのトップに浮上。2回目のコースインが始まると、残り3分を切ったところでアレックス・マルケス（ドゥカティ）が1分45秒964をマークして逆転する。しかし、マルク・マルケスは残り48秒で1分45秒704をたたき出し再逆転。マルク自身が2024年に記録したオールタイムレコードを更新して、今シーズン5回目となるポールポジションを獲得した。

2番手に1分45秒964でアレックス・マルケス（ドゥカティ）、セッション終盤に1分45秒984を記録したフランコ・モルビデリ（ドゥカティ）が3番手と今シーズン初のフロントロウを獲得。

4番手に1分46秒307でフランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ）が続き、ドゥカティ勢がトップ4を独占した。5番手に1分46秒321でペドロ・アコスタ（KTM）、6番手に1分46秒333でブラッド・ビンダー（KTM）とKTM勢が続き、7番手に1分46秒360でフェルミン・アルデゲール（ドゥカティ）。マーベリック・ビニャーレス（KTM）が1分46秒434で8番手。クアルタラロは1分46秒441で9番手に浮上したが、連続ポールポジション獲得記録は3でストップした。Q1トップのジャンアントニオが1分46秒703で10番手に続き、ミルが1分46秒773で11番手、ヨハン・ザルコ（ホンダ）が1分46秒775で12番手に続いた。

以下、Q1のタイム順に13番手に1分46秒711でラウル・フェルナンデス（アプリリア）、14番手に1分46秒737でジャック・ミラー（ヤマハ）、15番手に1分46秒764でアレックス・リンス（ヤマハ）、16番手に1分47秒394でミゲール・オリベイラ（ヤマハ）とヤマハ勢が続き、エネア・バスティアニーニ（KTM）が1分47秒453で17番手、18番手に1分47秒474でワイルドカード参戦のヤマハのテストライダー、アウグスト・フェルナンデス（ヤマハ）、19番手に1分47秒620でホルヘ・ロレンソの代役参戦のロレンツォ・サバドーリ（アプリリア）が続き、Q1で転倒したマルコ・ベゼッキ（アプリリア）は転倒後、マシンを乗り換えたものの、4周しかできず、1分47秒684で20番手。21番手に1分48秒284でソムキャット・チャントラ（ホンダ）。

この後、MotoGPクラスのスプリントレースは、現地時間午後3時（日本時間午後10時）にスタート、11周の予定で争われる。

MotoGP第8戦アラゴンGP MotoGPクラス予選総合結果