ドゥカティ・コルセは、SBKライダーのニッコロ・ブレガとの契約を2026年までの1年間更新したことを6月10日に発表した。ブレガは2026年シーズンもアルバ.it レーシング・ドゥカティから引き続きSBK(スーパーバイク世界選手権)にレギュラー参戦する。

また、契約内容には2027年からの850ccMotoGPマシンの開発テストへの参加も含まれており、2027年からピレリタイヤのワンメイクとなるMotoGPマシンに対して、SBKでピレリタイヤを使って来たブレガの経験がMotoGPマシンの開発に反映される。ブレガはMotoGP開発ライダーのミケーレ・ピロと共に2027年型デスモセディチは開発にたずさわることになる。

「MotoGPのドゥカティテストライダーを務めることをとてもうれしく思う。デスモセディチGPを走らせるチャンスを得られるライダーは多くないため、これは夢の実現だ。僕の人生にとって非常に重要な目標であり、この機会を最大限に活用し、ドゥカティの世界でさらなる経験を積むためにも、精一杯努力したい。この機会を与えてくれたドゥカティの人々に感謝する。チャンスを最大限に活用し、成果を上げたい。今はただ、スーパーバイクでアルバとドゥカティのカラーを守ること、そしてデスモセディチGPに乗ることだけを考えている」とブレガ。