MotoGP第11戦ドイツGPが今週末、ドイツ東部にあるザクセンリンクで開催される。全長距離3.67km、最大ストレート700m、右コーナー3、左コーナー10。全長距離が短く、アップダウンと左回りが多いサーキット。

オランダGPでもダブル優勝し、ポイントを307まで伸ばしたマルク・マルケス(ドゥカティ)が過去、MotoGPクラス8勝という偉業を達成している場所。MotoGPクラス年間ポイント2番手、239ポイントのアレックス・マルケス(ドゥカティ)は、前戦決勝の転倒によるケガのため、参戦は木曜日のメディカルチェック次第となっている。

昨年はここで決勝優勝しているフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。ポイントランクでは、3ポイント差で4番手を争うチームメイト同士のフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)とファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。

オランダ決勝では、最後までマルク・マルケスと好勝負を繰り広げたマルコ・ベゼッキ(アプリリア)は年間ポイントでは6番手に着けている。7番手ヨハン・ザルコ(ホンダ)は2023年、ここで3位表彰台を獲得している。8番手のペドロ・アコスタ(KTM)は、アッセン決勝は4位に入る好走を見せた。

前戦アコスタに続き決勝5位に入ったマーベリック・ビニャーレス(KTM)はKTMでの初優勝を狙う。昨年はMoto2クラス、このサーキットで優勝しているフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。同じく昨年Moto2クラスで3位表彰台を獲得している小椋藍(アプリリア)は、前戦の不運なリタイアの雪辱を果たしたいだろう。

小椋のチームメイト、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)は、ルマン以降、コンスタントにトップ10入りを果たしている。アッセン決勝、フェルナンデスに続いて9位のエネア・バスティアニーニ(KTM)、惜しくもトップ10を逃し11位だったブラッド・ビンダー(KTM)。

今季4度のポールポジションを獲得しているファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。アレックス・リンス(ヤマハ)、ミゲール・オリベイラ(ヤマハ)、7月初旬に鈴鹿8耐テストも走行したジャック・ミラー(ヤマハ)と共に、ドイツGPではヤマハ勢の躍進が期待される。

8耐テストでのケガから今大会は復帰予定のルカ・マリーニ(ホンダ)、アッセンで転倒、ケガのあったジョアン・ミル(ホンダ)は2019年7位がザクセンリンクの最高結果。前戦、タイ人初ポイントを獲得したソムキャット・チャントラ(ホンダ)は、練習中のケガにより、今大会と次戦を欠場予定。ホンダ勢の代役はまだ発表されていない。

Moto2クラスでは、ポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)を5ポイント差で追うアロン・カネト(カレックス)。アッセンで初めてのブラジル人Moto2勝者となったディオゴ・モレイラ(カレックス)を含めた3人が31ポイント差でザクセンリンクに入る。2023年Moto3クラス2位表彰台をここで獲得している佐々木歩夢(カレックス)、Moto2初ポイント獲得を狙う國井勇輝(カレックス)、代役参戦の羽田大河(カレックス)3人の日本人ライダーを応援したい。

Moto3クラスは、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が既に今季6勝を挙げ2番手に69ポイント差を付けポイントリーダーとなっている。年間ポイント、現在ホンダ勢トップの7番手、古里太陽(ホンダ)は前戦、不運に見舞われたものの、昨年はここで2位表彰台を獲得している。ポイントランク11番手60ポイント獲得中の山中琉聖(KTM)と共に活躍を願いたい。

シーズン折り返しを迎える第11戦ドイツGPは、今週金曜日、日本時間午後4時(現地時間午前9時)にMoto3フリー走行1から走行が始まる。