ニッコロ・ブレガが初日総合トップ、ダニロ・ペトルッチが総合2番手【SBK第7戦イギリス 1日目】

SBK（スーパーバイク世界選手権）第7戦イギリスラウンドが、イギリスのドニントンパークサーキットで行なわれ、初日のセッションはSBKが午前中にFP1、午後にFP2を行ない、SSP、ヤマハR3、WCRの3クラスは午前中にFP、午後にスターティンググリッドを決めるSP（スーパーポール）を行なった。

SBKではニッコロ・ブレガ（ドゥカティ）がFP2で記録した1分26秒342で初日総合トップに立った。

FP1を2番手で終えたブレガはFP2では開始7分すぎに1分26秒342を記録してリーダーボードのトップに立つが、その翌周の9コーナー進入で転倒を喫してしまう。再スタートし、一度ピットに戻って、その後走行を続けたが、結局、ブレガのタイムを上回る者は現れなかった。

総合2番手に1分26秒523でダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）、FP1でトップタイムを記録していたホームレースのアレックス・ロウズ（ビモータ・カワサキ）がFP1で記録した1分26秒544で総合3番手に続いた。

総合4番手に1分26秒591でサム・ロウズ（ドゥカティ）、トプラク・ラズガットリオグル（BMW）はFP1で3番手、FP2で4番手に止まり、FP1で記録した1分26秒592で総合5番手に終わった。

総合6番手に1分26秒624でギャレット・ガーロフ（カワサキ）が続いたが、ガーロフはFP2のセッション終盤に11コーナーヘアピンで転倒を喫した。

総合7番手に1分26秒825でスコット・レディング（ドゥカティ）、総合8番手に1分26秒902でライアン・ビッカーズ（ドゥカティ）とホームレースのイギリス人ライダーが続き、総合9番手に1分26秒903でアンドレア・ロカテッリ（ヤマハ）、総合10番手に1分26秒928でドミニク・エガター（ヤマハ）の順で続いた。

アルバロ・バウティスタ（ドゥカティ）は1分26秒939で総合11番手に。総合12番手に1分26秒964でアンドレア・イアンノーネ（ドゥカティ）、総合13番手に1分26秒978でヤリ・モンテッラ（ドゥカティ）、総合14番手に1分27秒045でマイケル・ファン・デル・マーク（BMW）、総合15番手に1分27秒066でレミー・ガードナー（ヤマハ）の順で続いた。

アクセル・バッサーニ（ビモータ・カワサキ）は1分27秒101で総合16番手、ホームレースのジョナサン・レイ（ヤマハ）は1分27秒122で総合17番手。イケル・レクオナ（ホンダ）は1分27秒189で総合18番手、チャビ・ビエルへ（ホンダ）は1分27秒430で総合20番手。

SSP（スーパースポーツ世界選手権）では、ステファノ・マンジ（ヤマハ）が1分29秒450でポールポジションを獲得。2番手に1分29秒551でジャン・オンジュ（ヤマハ）、3番手に1分29秒593でジャウメ・マシア（ドゥカティ）の順で続いた。

鳥羽海渡（ホンダ）は1分30秒725で21番手。岡本裕生（ヤマハ）はセッション序盤、1周目を終えたコントロールライン付近で失速していたワイルドカード参戦のライダーを避けるために起こった多重クラッシュに巻き込まれて転倒、近郊の病院に運ばれ検査を受けることになった。意識はあるが、胸部と左鎖骨を負傷した模様。

ヤマハR3 bLU cRUワールドカップではアレッサンドロ・ディ・ペルシオが1分45秒090でポールポジションを獲得。フリー走行でトップタイムを記録していた奥貫 翔は2番手、久川鉄平は4番手、ジーン・健人・ターナーは9番手。

FIM WCR（ウーマンズ・レーシング世界選手権）では、ビアトリス・ネイラ（ヤマハ）が1分39秒687でWCR初ポールポジションを獲得。フリー走行でトップだったマリア・エレーラ（ヤマハ）は1分39秒827で2番手に。3番手に1分39秒928でサラ・サンチェス（ヤマハ）が続いた。

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