2025年EWC(世界耐久選手権)第3戦鈴鹿8耐は公式予選総合上位トップ10のチームによるトップ10トライアルが8月2日(土)に行なわれた。

トップ10トライアルはEWCシリーズの中でも鈴鹿8耐のみで行なわれている最終予選選抜方式で、公式予選総合上位トップ10のチームの2名のライダーが、完全クリアラップでのワンタイムラップアタックを繰り広げる。

セッション前半に出走した予選6位から10位までのチームのライダーが走行した時点での路面温度は60度を超え、SDG Team HARC-PRO. Honda(ホンダ)のMoto2ライダーの國井勇輝が2分05秒477のトップタイムを記録する。

セッション後半の予選5位から1位までのチームの走行では、YAMAHA RACING TEAM(ヤマハ)のMotoGPライダーのジャック・ミラーが途中までファステストラップを更新しながら、転倒を喫してしまうが、チーム二人目のライダーのアンドレア・ロカテッリが2分04秒316とコースレコードを更新。その後、Honda HRC(ホンダ)のMotoGPライダー、ヨハン・ザルコがさらにタイムを更新する2分04秒290を記録してトップに立ち、Honda HRCがポールポジションを獲得。2番手に2分04秒316で、YAMAHA RACING TEAMが続き、公式予選総合トップでトップ10トライアルに臨んだAutoRace Ube Racing Team(BMW)はチームのエース、浦本修充が記録した2分05秒001で総合3番手となった。

鈴鹿8耐トップ10トライアル

1 Honda HRC(ホンダ) 2分04秒290
2 YAMAHA RACING TEAM(ヤマハ) 2分04秒316
3 AutoRace Ube Racing Team(BMW) 2分05秒001
4 SDG Team HARC-PRO. Honda(ホンダ) 2分05秒477
5 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW) 2分05秒508
6 YART – YAMAHA(ヤマハ) 2分05秒729
7 YOSHIMURA SERT MOTUL(スズキ) 2分06秒247
8 SDG-DUCATI Team KAGAYAMA(ドゥカティ) 2分06秒323
9 TeamATJ with docomo Business(ホンダ) 2分06秒331
10 Astemo Pro Honda SI Racing(ホンダ) 2分06秒581