IATC(イデミツ・アジア・タレントカップ)第3戦マレーシアが、マレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで開催された。今回はグランプリ併催ではなく、IATCのみの開催。土曜日にフリー走行と予選、日曜日にレース1、レース2の決勝レースが開催された。
予選では荻原羚大が2分17秒600でポールポジションを獲得。2番手に2分17秒741で池上聖竜、3番手に2分18秒615で飯高新吾と日本人ライダーがフロントロウを独占。松山遥希も2分18秒808で5番手に続いた。
決勝レース1は11周で争われ、スタートからトップに立った荻原が2番手以下をリード。最終的に9秒463の大差をつけて独走で優勝した。2位に池上聖竜、3位にインドネシア人ライダーのバッドリー・アヤトゥッラーが入賞。松山遥希は5位、飯高新吾は6位に入賞した。
決勝レース2も11周で争われ、荻原と池上が接戦のトップ争いを最終ラップまで展開。荻原が僅差で抑えて連勝し、開幕戦以来、3戦6レース連続優勝を達成した。池上は0秒106差の2位に入賞。レース1に続いてアヤトゥッラーが入賞。松山は5位入賞。飯高はスタート直後の4コーナーで転倒リタイアとなった。
開幕戦から負け知らずの荻原がランキングトップ。次戦は日本GP併催の日本ラウンドとなる。