レッドブル・MotoGPルーキーズカップ第6戦オーストリアラウンドが、オーストリアGP併催でレッドブル・リンクで開催された。
予選はヴェータ・プラタマ(インドネシア)が1分44秒166でポールポジションを獲得。2番手に1分44秒437でブリアン・ウリアルテ(スペイン)、3番手に1分45秒003でマルコ・モレリ(アルゼンチン)が続いた。
レッドブル・リンク初走行の三谷然(みたにぜん)はFP1で10番手、FP2で12番手。予選は1分45秒145を記録して4番手を獲得した。
レース1は気温19度、路面温度25度のウエットコンディションの下、16周の予定でスタートしたが、スタート直後に3人のライダーがクラッシュし、赤旗中断。10周で再スタートが切られ、ウリアルテが優勝。2位にプラタマ、3位にクリスチャン・ダニエル(アメリカ)が入賞した。三谷は再スタートレースの3周目に転倒を喫しリタイア。
レース2は気温16度、路面温度22度のドライコンディションの下、16周で争われ、ウリアルテが連勝。2位にプラタマ、3位にモレリが入賞した。三谷は最終ラップのトラックリミットオーバーにより1ポジション降格となり9位入賞となった。
レッドブル・MotoGPルーキーズカップは次戦サンマリノで最終戦となる。ポイントランキングではウリアルテが191ポイントでランキングトップ。21ポイント差のランキング2位にプラタマが続く。三谷は75ポイントを獲得しており第6戦終了時点でランキング10位につける。