MotoGP第14戦ハンガリーMoto2クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、ハンガリー、バラトン・パーク・サーキットで開催された。日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分で行なわれたフリー走行1は、気温20度、路面温度26度、湿度71%、曇ったドライコンディション。リキモリ・ダイナボルト・インタクトGPは今大会から、前戦の転倒でケガを負ったセナ・アギウス(カレックス)の代役で、今シーズン途中までMTヘルメット・MSIに在籍していたセルジオ・ガルシア(カレックス)を起用。
フリー走行1ではガルシアのチームメイトとなるマニュエル・ゴンザレス(カレックス)が1分41秒362でトップタイムだった。2番手は昨年ワールドスーパースポーツでチャンピオンだったアドリアン・ウエルタス(カレックス)1分41秒496、3番手フィリップ・サラッチ(ボスコスクーロ)1分41秒559。序盤5コーナーで転倒のあった佐々木歩夢(カレックス)は1分42秒668で16番手、國井勇輝(カレックス)は1分43秒663で27番手だった。この走行も転倒、イエローフラッグが多かった。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分間で開催されたプラクティスは、気温26度、路面温度39度、湿度33%、青空も見えるドライコンディション。強い時には風速22km/hの風があった。序盤、2周目に1分42秒547で佐々木が一時トップタイムとなった。その後、ゴンザレス、ジェイク・ディクソン(ボスコスクーロ)、チームメイトのゾンダ・ヴァン・デン・グールベルク(カレックス)、ディオゴ・モレイラ(カレックス)がトップタイムを更新。
中盤には、アルベルト・アレナス(カレックス)の後輪にアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)が接触する事故があった。12コーナーでは、トップタイムをマークしていたモレイラが転倒。それでもモレイラは終盤、14周目に1分41秒213を記録し、プラクティスではトップとなった。2番手は18周目1分41秒385を記録したサラッチ。ポイントリーダーのゴンザレスは10周目の1分41秒389で3番手だった。4番手ウエルタス、5番手ロペス、6番手ダビド・アロンソ(カレックス)、7番手コリン・ベイヤー(カレックス)、8番手イバン・オルトラ(ボスコスクーロ)、9番手イザン・グエバラ(ボスコスクーロ)。
佐々木は12周目に1分41秒592を記録し、10番手。明日は、予選Q2からスタートできる。國井勇輝(カレックス)は15周目の記録1分42秒815で27番手。明日は予選Q1から出場する。明日は日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間のフリー走行2が行なわれ、日本時間午後8時40分(現地時間午後1時40分)から予選Q1、日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から予選Q2がそれぞれ15分間で開催される。
MotoGP第14戦ハンガリーMoto2プラクティス |
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順位 | ライダー | 車両 | タイム | セッション |
1 | ディオゴ・モレイラ | カレックス | 1分41秒213 | P |
2 | フィリップ・サラッチ | ボスコスクーロ | 1分41秒385 | P |
3 | マニュエル・ゴンザレス | カレックス | 1分41秒389 | P |
4 | アドリアン・ウエルタス | カレックス | 1分41秒399 | P |
5 | アロンソ・ロペス | ボスコスクーロ | 1分41秒425 | P |
6 | ダビド・アロンソ | カレックス | 1分41秒501 | P |
7 | コリン・ベイヤー | カレックス | 1分41秒568 | P |
8 | イバン・オルトラ | ボスコスクーロ | 1分41秒571 | P |
9 | イザン・グエバラ | ボスコスクーロ | 1分41秒577 | P |
10 | 佐々木歩夢 | カレックス | 1分41秒592 | P |
27 | 國井勇輝 | カレックス | 1分42秒815 | P |