MotoGP第14戦ハンガリーMoto2クラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、ハンガリー、バラトン・パーク・サーキットで開催された。日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分行なわれたフリー走行2は、気温20度、路面温度29度、ほぼ晴れたドライコンディション。この走行では、アロン・カネト(カレックス)が最終となる12周目に1分40秒570を記録して、コースレコードとなりトップタイムだった。2番手はマニュエル・ゴンザレス(カレックス)で1分40秒713。3番手はダビド・アロンソ(カレックス)1分40秒728。佐々木歩夢(カレックス)は12周目の記録1分41秒479で19番手。國井勇輝(カレックス)は、10周目1分42秒241で27番手だった。
日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から15分間で争われた予選Q1は、気温23度、路面温度38度、湿度36%、曇ったドライコンディション。風速10km/h前後の風もあった。Q1では、佐々木のチームメイト、ゾンダ・ヴァン・デン・グールベルク(カレックス)が1分40秒856を記録し、トップタイムだった。2番手がカネトで1分40秒922、3番手はバリー・バルタス(カレックス)1分41秒021。4番手はジョー・ロバーツ(カレックス)1分41秒174、以上4名はQ2へ進出した。6周目に1分41秒883を記録した國井は11番手、総合では25番手で、明日の決勝は9列目スタート。
日本時間午後9時10分(現地時間午後2時10分)から15分間で開催されたQ2は、気温24度、路面温度38度、湿度35%、一部雲があるドライコンディション。強いと風速22km/hの風があった。序盤は2周目にゴンザレスが記録した1分40秒582がトップタイムだった。中盤に入り、ディオゴ・モレイラ(カレックス)が4周目で1分40秒380のコースレコードを記録。
最後までモレイラのタイムは更新されず、モレイラは今季4度目のポールポジションを獲得した。2番手には、7周目1分40秒430を記録したグールベルクが入り、自身のMoto2予選最上位を獲得。3番手はポイントリーダーのゴンザレスで、記録は5周目の1分40秒462。4番手ジェイク・ディクソン(ボスコスクーロ)でボスコスクーロ勢トップ。5番手に入ったのはMoto2ルーキーのコリン・ベイヤー(カレックス)。6番手は19ポイント差でゴンザレスを追うカネト、7番手もルーキーのダニエル・オルガド(カレックス)。8番手にもルーキー、アロンソ。アロンソのスリップに着けて7周目1分40秒832を記録し、9番手に入ったのは佐々木、自身Moto2最上位グリッドを獲得し、明日は3列目スタート。10番手はフィリップ・サラッチ(ボスコスクーロ)。トップから10番手までが0.462に詰まる激戦だった。
決勝は明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から22周で開催される。

MotoGP第14戦ハンガリーMoto2予選 |
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順位 | ライダー | 車両 | タイム | セッション |
1 | ディオゴ・モレイラ | カレックス | 1分40秒380 | Q2 |
2 | ゾンダ・ヴァン・デン・グールベルク | カレックス | 1分40秒430 | Q2 |
3 | マニュエル・ゴンザレス | カレックス | 1分40秒462 | Q2 |
4 | ジェイク・ディクソン | ボスコスクーロ | 1分40秒463 | Q2 |
5 | コリン・ベイヤー | カレックス | 1分40秒517 | Q2 |
6 | アロン・カネト | カレックス | 1分40秒635 | Q2 |
7 | ダニエル・オルガド | カレックス | 1分40秒655 | Q2 |
8 | ダビド・アロンソ | カレックス | 1分40秒737 | Q2 |
9 | 佐々木歩夢 | カレックス | 1分40秒832 | Q2 |
10 | フィリップ・サラッチ | ボスコスクーロ | 1分40秒842 | Q2 |
25 | 國井勇輝 | カレックス | 1分41秒883 | Q1 |