ヤマハ発動機販売株式会社は、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデルの『YZF-R1 レースベース車（2026年モデル）』と『YZF-R6 レースベース車（2026年モデル）』を、予約期間限定の受注生産で2026年2月27日に発売する。
『YZF-R1 レースベース車（2026年モデル）』は、2025年モデルの『YZF-R1（欧州仕様）』をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデル。車体の安定性に寄与するウイングレット、伸圧減衰力左右独立式で緻密な減衰コントロールを可能にするKYB製フロントサスペンション、コントロールフィーリングを高めるブレンボ製フロントブレーキ（モノブロックキャリパーStylemaとラジアルマスターシリンダー）、グリップとホールド性を向上するシート表皮などを継続採用。従来モデルからの変更はない。
購入特典として、サーキット走行専用部品のワイヤーハーネスセットとECU（FI.マッチングソフトウエア含む）が車両本体とは別送で付属する。ECUはJSB/EWC用もしくはST1000/SST用があり、注文時に選択となる。メーカー希望小売価格は244万2000円（税込）
『YZF-R6 レースベース車』は、2020年モデルの『YZF-R6（欧州仕様）』をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデル。トラクションコントロールシステムやクイックシフターなどの電子デバイスに加え、上位モデル『YZF-R1 レースベース車（2024年モデル）』と同型のフロントサスペンション、フロントブレーキなどを継続採用。
購入特典として、サーキット走行専用部品のワイヤーハーネスセットとECU（FI.マッチングソフトウエア含む）が車両本体とは別送で付属する。メーカー希望小売価格は137万5000円（税込）
どちらも予約期間限定の受注生産で、予約期間は第1次が2025年9月4日（木）～9月18日（木）、第2次が2025年9月19日（金）～11月28日（金）となる。納期は第1次予約分が2026年2月27日から順次、第2次予約分が2026年4月下旬から順次となる予定。予約窓口は全国の『ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店 https://www2.yamaha-motor.co.jp/jp/locator/mc-oncomp』。
なお、どちらもサーキット走行専用のレースベース車のため、ナンバープレートの取得はできず、公道走行は不可。保安部品等は付かない状態での出荷となる。
