ポールポジションはアレックス・マルケス、2番手ファビオ・クアルタラロ、3番手マルク・マルケス、小椋藍は8番手【MotoGP第15戦カタルニアMotoGP予選】

MotoGP第15戦カタルニアMotoGPクラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、スペイン東部、カタルニア・サーキットで開催された。日本時間午後5時10分（現地時間午前9時10分）から30分行なわれたフリー走行2は、気温20度、路面温度41度、湿度69％、青空が広がるドライコンディション。この走行では、ジョアン・ミル（ホンダ）が1分39秒119を記録しトップタイムだった。2番手アレックス・マルケス（ドゥカティ）1分39秒141、3番手ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）1分39秒237。小椋藍（アプリリア）は10周目の記録1分39秒871で21番手だった。

続いて、日本時間午後5時50分（現地時間午前10時50分）から15分間で開催された予選Q1は、気温22度、路面温度30度、湿度64％、澄み切った青空のドライコンディション。序盤はファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ドゥカティ）がトップタイムで後半を迎えた。後半のタイムアタックが始まると、ラウル・フェルナンデス（アプリリア）が6周目1分38秒206のトップタイムを記録。その後、クアルタラロが6周目1分37秒906を記録。このコースで初めて1分37秒台を記録し、コースレコードでトップとなった。2番手は6周目1分38秒045を記録したジャンアントニオ。二人はQ2へ進出。3番手は7周目1分38秒049を記録したアルデゲール。ジャンアントニオとの差は0.004。全員タイヤは前ミディアム後ソフトだった。

日本時間午後6時15分（現地時間午前11時15分）から始まった予選Q2は、気温23度、路面温度32度、湿度60％、日差しを遮るものはなにもない青い空が広がり、路面温度も上がる中で開催された。序盤から、アレックス・マルケスが2周目1分37秒台を記録。Q1から進出のクアルタラロも3周目1分37秒968を記録して一時トップタイムを奪ったが、アレックス・マルケスも3周目1分37秒914まで記録を縮めた。

後半に入り、アレックス・マルケスは6周目1分37秒536まで記録を伸ばしてコースレコードでポールポジションを獲得。2番手にはQ1からの進出で、6周目1分37秒803を記録したクアルタラロ。3番手は6周目1分37秒945を記録、更にアレックス・マルケスと記録更新をかけて走行途中の5コーナーでスリップ、卓越したセービングを見せたが記録更新はなかったマルク・マルケス。

4番手はフランコ・モルビデリ（ドゥカティ）、5番手は6周目に1分37秒840を記録したものの、トラックリミットオーバーだったペドロ・アコスタ（KTM）。6番手はジャンアントニオ、7番手ホンダ勢トップのヨハン・ザルコ（ホンダ）。中盤、アコスタと前後で走行することになった小椋は7周目に1分38秒166まで記録を縮めて8番手。アプリリア勢トップとなった。9番手エネア・バスティアニーニ（KTM）、10番手ルカ・マリーニ（ホンダ）、11番手ブラッド・ビンダー（KTM）、12番手マルコ・ベゼッキ（アプリリア）。

この後、日本時間午後10時（現地時間午後3時）からは12周のスプリント、明日は日本時間午後4時40分（現地時間午前9時40分）から10分間のウオームアップ走行があり、パレード、Moto3、Moto2決勝に続き、日本時間午後9時（現地時間午後2時）から24周の決勝が開催される。