トプラク・ラズガットリオグルが連勝でレース2のポール獲得【第9戦フランス 3日目SBKスーパーポールレース】

SBKのスーパーポールレースは、気温23度、路面温度29度のドライコンディションの下、周で争われた。

2番グリッドからニッコロ・ブレガ（ドゥカティ）好スタートでレースをリードするが、1周目の5コーナーでトプラク・ラズガットリオグル（BMW）がブレガを交わしてトップに立つ。2番手にブレガ、3番手にサム・ロウズ（ドゥカティ）、4番手にアレックス・ロウズ（ビモータ・カワサキ）の順で1周目を終える。

ラズガットリオグルは3周目にレース中のファステストラップを記録する。3周目にブレガがラインを外して4番手に後退。2番手にサム・ロウズが上がるが、トップのラズガットリオグルは約1秒のリードを取って先行する。

ブレガは6周目に2番手に復帰するが、この時点でトップを行くラズガットリオグルとの差は約2秒と広がっており、その後も単独トップで周回を重ねたラズガットリオグルが3秒712差を付けてトップでチェッカーを受け、レース1に続いて優勝。レース2のポールポジションを獲得した。

2番手に復帰した後、後続を振り切って単独2番手で周回を重ねたブレガが2位に入賞。サム・ロウズとアレックス・ロウズが中盤まで3番手争いを展開したが、7周目の2コーナーでサム・ロウズが転倒を喫し、アレックス・ロウズが3位に入賞した。

4位にダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）、5位にマイケル・ファン・デル・マーク（BMW）、6位にアンドレア・イアンノーネ（ドゥカティ）、7位にジョナサン・レイ（ヤマハ）が入賞。8位にアクセル・バッサーニ（ビモータ・カワサキ）、9位にチャビ・ビエルへ（ホンダ）、10位にドミニク・エガター（ヤマハ）が続いた。

レミー・ガードナー（ヤマハ）は11位、アンドレア・ロカテッリ（ヤマハ）は12位、タラン・マッケンジー（ドゥカティ）は13位、ギャレット・ガーロフ（カワサキ）は14位、バハティン・ソフォグル（ヤマハ）は15位でチェッカーを受けた。

セルジオ・ガルシア（ホンダ）が16位、ミシェル･ルーベン･リナルディ（ヤマハ）が17位、ティト・ラバット（ホンダ）が18位、ザクワン・ザイディ（ホンダ）が19位。
ヤリ・モンテッラ（ドゥカティ）はレース1での危険なライディングのペナルティとして、序盤にダブルロングペナルティを消化した後、周回を重ねていたが、終盤にマシントラブルが発生して8コーナーでストップ、そのままリタイアとなった。

アルバロ・バウティスタ（ドゥカティ）は6番手争いを展開していた5周目の5コーナーで前を走るレイが挙動を乱した際にレイに接触して転倒、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイア。ライアン・ビッカーズ（ドゥカティ）は6周を回ってピットに戻りリタイアに終わった。

SBK第9戦フランス SBK スーパーポールレース リザルト（10周）