MotoGP第16戦サンマリノMoto2クラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催された。日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分行なわれたフリー走行2は、気温23度、路面温度19度、湿度61%、澄み切った青い空のドライコンディション。
この走行では、セレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)が昨日プラクティスで記録した自身の歴代コースレコードを更新、1分34秒624でトップタイムだった。2番手ジェイク・ディクソン(ボスコスクーロ)1分34秒685、3番手トニー・アルボリーノ(ボスコスクーロ)1分34秒855。4番手のアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)までが全員ボスコスクーロ勢だった。佐々木歩夢(カレックス)は6周目の1分35秒510で18番手、國井勇輝(カレックス)は4周目1分36秒999で30番手だった。
日本時間午後8時40分(現地時間午後1時40分)から15分で争われた予選Q1は、気温27度、路面温度36度、湿度50%、雲が増えたものの晴れ間もあるドライコンディション。このセッションでは、アルボリーノが1分34秒530の歴代コースレコードでトップだった。2番手1分34秒721アロン・カネト(カレックス)、3番手はデニス・オンジュ(カレックス)の代役として出場中、来期はイタルトランズ・レーシング・チームからフル参戦が決まったダニエル・ムニョス(カレックス)。記録は7周目の1分34秒726。4番手が佐々木で6周目の1分34秒737、以上4名はQ2へ進出。國井は6周目1分36秒460で16番手だった。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から15分間で始まった予選Q2は、気温27度、路面温度37度、湿度52%、雲も多いドライコンディション。序盤からディオゴ・モレイラ(カレックス)が2周目1分34秒467を出し、コースレコードを更新してトップタイム。3周目にはアルボリーノが1分34秒420まで記録を伸ばした。
終盤に入ると、8コーナーでゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)が転倒、イエローフラッグも出る中、6周目にビエッティが1分34秒414を出し、再びコースレコードを更新。最後はダニエル・オルガド(カレックス)が6周目1分34秒216を記録し、コースレコードを更新、2戦連続となるポールポジションを獲得した。2番手は0.040差でビエッティ。3番手は1分34秒291を記録、トップと0.075差でマニュエル・ゴンザレス(カレックス)。
6周目1分34秒591を記録した佐々木は12番手。トップから12番手の佐々木までが午前ビエッティが出したコースレコードを上回った。トップのオルガドと佐々木のタイム差は0.375、その中に12人がひしめく予選だった。
明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)からは22周で決勝が開催される。佐々木は4列目12番、國井は10列目30番グリッドスタート。

MotoGP第16戦サンマリノMoto2予選 |
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順位 | ライダー | 車両 | タイム | セッション |
1 | ダニエル・オルガド | カレックス | 1分34秒216 | Q2 |
2 | セレスティーノ・ビエッティ | ボスコスクーロ | 1分34秒256 | Q2 |
3 | マニュエル・ゴンザレス | カレックス | 1分34秒291 | Q2 |
4 | バリー・バルタス | カレックス | 1分34秒347 | Q2 |
5 | アロン・カネト | カレックス | 1分34秒362 | Q2 |
6 | ディオゴ・モレイラ | カレックス | 1分34秒391 | Q2 |
7 | セナ・アギウス | ボスコスクーロ | 1分34秒406 | Q2 |
8 | トニー・アルボリーノ | カレックス | 1分34秒420 | Q2 |
9 | ジェイク・ディクソン | カレックス | 1分34秒423 | Q2 |
10 | アルベルト・アレナス | カレックス | 1分34秒446 | Q2 |
12 | 佐々木歩夢 | カレックス | 1分34秒591 | Q2 |
30 | 國井勇輝 | カレックス | 1分36秒460 | Q1 |