ペドロ・アコスタがトップタイム、ファビオ・クアルタラロとジャック・ミラーがV4エンジン搭載のYZR-M1を初テスト【MotoGPミサノオフィシャルテスト】

サンマリノGP終了後の月曜日に、イタリアのミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでMotoGPクラスのオフィシャルテストが行なわれた。テストは1日のみで午前中のFP1、午後のFP2の2セッションでの開催。

ペドロ・アコスタ（KTM）がFP1を4番手で終えると、FP2で記録した1分30秒374でトップでテストを終えた。

2番手にFP1で記録した1分30秒714でアレックス・マルケス（ドゥカティ）。アレックス・マルケスは電子制御のセットアップなどをテスト。、3番手にFP1で記録した1分30秒727でマルコ・ベゼッキ（アプリリア）が続いた。サンマリノGPで好調だったベゼッキは、シャーシ、電子制御のマッピングなどをテスト。

4番手にFP2で記録した1分30秒761でラウル・フェルナンデス（アプリリア）が続いた。5番手にFP2で記録した1分30秒766でフランコ・モルビデリ（ドゥカティ）、6番手にFP1で記録した1分30秒871でマルク・マルケス（ドゥカティ）が続いた。マルク・マルケスは複数仕様のスイングアームをテストし、コーナー脱出の改善を試した。

7番手にFP2で記録した1分30秒922でファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ドゥカティ）が続き、フランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ）はFP1で記録した1分30秒933で8番手に。バニャーヤは2024年仕様のエアロと2025年仕様のシャーシの組み合わせをテスト。セッション終盤に1コーナーで転倒を喫した。

9番手にFP1で記録した1分30秒945でホルヘ・マルティン（アプリリア）が続き、マルティンは終盤に8コーナーで転倒を喫したものの、マシンのベースセットアップがほぼ決まって来た模様。アプリリアは日曜日の決勝で転倒を喫した小椋藍（アプリリア）がテストを欠場したものの、3人のライダーがトップ10圏内でテストを終えた。10番手にFP2で記録した1分30秒946でフェルミン・アルデゲール（ドゥカティ）。

ルカ・マリーニ（ホンダ）はアップデート版のシャーシと空力パーツなどを試し、FP1で記録した1分30秒983で11番手に、ジョアン・ミル（ホンダ）はサンマリノGP金曜日の転倒で負傷したため、テストを欠場した。

エネア・バスティアニーニ（KTM）がFP1で記録した1分31秒048で12番手、マーベリック・ビニャーレス（KTM）がFP2で記録した1分31秒217で13番手、ブラッド・ビンダー（KTM）がFP2で記録した1分31秒317で14番手とKTM勢が続き、
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ヨハン・ザルコ（ホンダ）は仕様の異なるエアロパーツを試し、FP1で記録した1分31秒474で15番手に。ミゲール・オリベイラ（ヤマハ）がFP1で記録した1分31秒510で16番手に、アレックス・リンス（ヤマハ）がFP1で記録した1分31秒571で17番手に。

ヤマハではファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）とジャック・ミラー（ヤマハ）の二人のみがV型4気筒エンジンを搭載したYZR-M1をテスト。クアルタラロはFP2で記録した1分31秒598で18番手に、ミラーはFP2で記録した1分31秒660で19番手でテストを終えた。

ホンダのテストライダー、中上 貴晶（ホンダ）はFP2のみを走り、1分31秒994で20番手に。KTMのテストライダー、ダニ・ペドロサ（KTM）はFP2で記録した1分32秒231で21番手。ソムキャット・チャントラ（ホンダ）はFP1で記録した1分32秒490で22番手。ドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロ（ドゥカティ）はFP2で記録した1分32秒613で23番手。

火曜日には、2027年からタイヤサプライヤーとなるピレリが、各ファクトリーのテストチームと共に、MotoGP用タイヤのテストを行なう予定。マシンは現行車両をベースとしながら、新規定に合わせて、車高調整機能はなしでテストが行なわれる予定。

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