アジアロードレース選手権第5戦マレーシアラウンドが、マレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで開催された。

ASB1000ではハフィス・シャリン(ドゥカティ)が2分04秒720でポールポジションを獲得。

レース1ではシャリンが2位に約3秒差をつけてポールtoウインで優勝。2位にザクワン・ザイディ(ホンダ)、3位にナカリン・アティラプワパ(ホンダ)が入賞した。

レース2では最終ラップのトップ争い中にザイディがシャリンに接触し両者転倒、アズロイ・ハキーム・アヌール(ホンダ)が優勝し、2位にナカリン・アティラプワパ(ホンダ)、3位にアンディ・ファリド・イズディハール(ホンダ)が入賞した。シャリンは再スタートしたものの、10位でゴール。

阿部恵斗(ホンダ)は予選3番手からスタートし、レース1はリタイア、レース2では4位に入賞した。綿貫舞空(アプリリア)は予選10番手、レース1では5位、レース2では7位に入賞。シャリンのチームメイトとして、ASB1000仕様のドゥカティでワイルドカード参戦した水野涼(ドゥカティ)は予選で転倒負傷し、決勝レースには出走しなかった。

SS600ではカスマ・ダニエル・カスマユディン(ヤマハ)が2分09秒195でポールポジションを獲得。レース1、レース2共にシャフリディン・アズマン(ホンダ)が優勝した。

AP250ではムハマンド・ムロビル・ビトーニ(ヤマハ)が2分24秒182でポールポジションを獲得。レース1ではキャンドラ・H(ヤマハ)が優勝、レース2ではファディラー・アルビ・アディタマ(ホンダ)が優勝した。

井吉亜衣稀(カワサキ)は予選6番手からレース1は5位に入賞、レース2は17位。竹本倫太郎(ヤマハ)は予選5番手からレース1はリタイア、レース2では15位に入賞した。

UB150ではアフマド・アフィフ・アムラン(ヤマハ)がでポールポジションからレース1、レース2共に優勝した。

TVSワンメイクでは尾野 弘樹(TVS)が2分20秒722でポールポジションを獲得。尾野はレース1、レース2共に優勝し、ダブルウインを達成。