トップはフランチェスコ・バニャーヤ、2番手アレックス・マルケス、3番手フランコ・モルビデリ【MotoGP第20戦マレーシアMotoGP予選】

MotoGP第20戦マレーシアMotoGPクラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、マレーシア、セパン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午前11時10分（現地時間午前10時10分）から30分行なわれたフリー走行2は、気温28度、路面温度31度、湿度72％、曇ったドライコンディション。この走行で小椋藍（アプリリア）は1コーナーで転倒があったものの、その後9周目1分59秒489を記録し16番手だった。トップは、ルカ・マリーニ（ホンダ）で1分58秒415、2番手フランコ・モルビデリ（ドゥカティ）1分58秒422、3番手フランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ）1分58秒585。

引き続き日本時間午後11時50分（現地時間午後10時50分）から15分で争われた予選Q1は、気温30度、路面温度35度、湿度66％、少し明るくなってきたものの曇ったままのドライコンディション。序盤はフェルミン・アルデゲール（ドゥカティ）がトップタイムを記録。その後3周目はマリーニが1分57秒536まで記録を縮めた。後半に入り、後タイヤを新ソフトタイヤに替えてバニャーヤが5周目に1分57秒190を出してトップタイム。更にアルデゲールが1分57秒148でトップを奪うが、その後の4コーナーで転倒。イエローフラッグが出された。トップのアルデゲールと2番手バニャーヤがQ2進出。マリーニは6周目1分57秒525をマークし3番手だった。小椋は最終7周目1分58秒034まで記録を伸ばし7番手。

日本時間午後12時15分（現地時間午前11時15分）から15分間で開催された予選Q2では、風はほとんどなく、曇ってはいるもののドライコンディション。序盤2周目はペドロ・アコスタ（KTM）が1分57秒363でトップタイム。2番手はヨハン・ザルコ（ホンダ）1分57秒531だった。3周目では、ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）が1分57秒195まで記録を伸ばしトップを奪う。Q1から進出のバニャーヤは、この頃に前後ニュータイヤでピットアウトした。

バニャーヤは2周目1分57秒001を記録、トップとなる。直後、1コーナーではアコスタが転倒し、イエローフラッグが振られた。バニャーヤがそのままトップタイムでポールポジションを獲得。2番手は6周目1分57秒017を出したアレックス・マルケス（ドゥカティ）。3番手は6周目1分57秒159のモルビデリ。クアルタラロは4番手、アコスタ5番手、Q1で転倒、ピットでもマシンを倒すハプニングがあったもののアルデゲール6番手。7番手ジョアン・ミル（ホンダ）、8番手ファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ドゥカティ）、ザルコは9番手。10番手アレックス・リンス（ヤマハ）、11番手ジャック・ミラー（ヤマハ）、ポル・エスパロガロ（KTM）が12番手だった。

この後日本時間午後4時（現地時間午後3時）から10周でスプリント、明日も日本時間午後4時（現地時間午後3時）から20周の決勝が開催される。小椋は6列目17番グリッドからスタートする。