全日本ロードレース第7戦鈴鹿MFJ-GPのST1000クラスは國峰啄磨(TOHO Racing)が制した。

4クラス中で唯一昼休みを挟んでの予選セッション。路面コンディションがかなり回復してウエット宣言も取り下げられた。

最初のアタックでは國峰啄磨(TOHO Racing)が2分8秒062でトップタイム。羽田太河(Astemo Pro Honda S I Racing)が2分8秒157で続き、この2台が2分8秒台前半のタイム。ナカリン・アティラットプワパット(AstemoSIRacing withThaiHonda)、西村硝(JAPAN POST Honda RACING-TP)、岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)、井手翔太(AKENO SPEED・RC KOSHIEN)、荒川晃大(Astemo Pro Honda SIRacing)、彌榮郡(Kawasaki Plaza Racing Team)が2分8秒台後半。

セッション中盤。荒川が2分8秒497と2分8秒台前半に突入して3番手に浮上。

残り10分。雨粒が落ちてきた。これで全車がピットイン。その後、数台がコースに出たもののタイム更新するものはなく、そのまま終了。國峰がポールポジションを獲得した。

「ポールポジションはうれしいけど、それよりも優勝したいです」と國峰啄磨

●ST1000ポールポジション/國峰啄磨(TOHO Racing)
「雨がぱらついていて天気が読めない中でしたが、最初にタイムを出しておいた方がいいと思いました。うまく位置取りできて、うまく出すことができました。ただ、目標としていた2分7秒には届かなかったのは残念です。昨日の練習走行も含め、ペースはいいと思います。ポールポジションよりレースで優勝したいので、明日に向けて集中します」

※トップ写真は木曜日の特別スポーツ走行時。