MotoGP第22戦バレンシアMoto3クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、スペイン、バレンシア州にあるサーキット・リカルド・トルモで開催された。今大会、骨折手術後の回復のために山中琉聖(KTM)は欠場、引き続き来期のチームメイトとなるハキム・ダニシュ(KTM)が代役参戦している。日本時間午後5時(現地時間午前9時)から35分間で始まったフリー走行1は、気温16度、路面温度15度、湿度86%、雨が降りそうな程に暗く曇ったドライコンディション。

この走行でトップタイムを記録したのはアルバロ・カルペ(KTM)で1分38秒357だった。2番手はジョエル・ケルソ(KTM)1分38秒443、3番手アドリアン・フェルナンデス(ホンダ)1分38秒669。ポルトガルGPに続いてタットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)の代役参戦の三谷然(ホンダ)が17周目の記録1分40秒522で21番手。古里太陽(ホンダ)は8周目1分40秒613を出して22番手だった。

日本時間午後9時15分(現地時間午後1時15分)から35分で行なわれたプラクティスは、気温21度、路面温度22度、湿度52%、部分的に曇ったドライコンディション。午前に比べかなり晴れ、風が強くなり、強いと風速10km/hを超えていた。序盤、2周目からフェルナンデスが1分38秒191を記録、2020年のダリン・ビンダーが出した1分38秒286の歴代コースレコードを更新。その後もトップタイム更新は続き、5周目に1分37秒883のトップタイムを記録していたアルマンサが、中盤、後半も記録を更新し、17周目には1分37秒333までタイムを伸ばしてトップとなった。

チームメイトのフェルナンデスが17周目1分37秒643を出して2番手。ホンダ勢がワンツーとなった。3番手はルーキーのバレンティン・ペローネ(KTM)1分37秒822。4番手もルーキー、フリー走行1では4コーナーで転倒もあったグイド・ピニ(KTM)で1分37秒856。古里は12周目1分37秒912を記録して5番手だった。セクター1では、2番手タイムを記録している。プラクティス上位14名は、明日の予選でQ2からスタートできる。古里はカタルニアGP以降8戦連続となるQ2スタート。三谷は5周目1分39秒175を記録して25番手。明日はQ1から参戦する。

明日、日本時間午後4時40分(現地時間午前8時40分)からは30分のフリー走行2が行なわれる。その後はMoto2クラスのフリー走行2、MotoGPクラスのフリー走行2と予選終了後、日本時間午後8時45分(現地時間午後12時45分)から15分間で予選Q1が開催される。続けて日本時間午後9時10分(現地時間午後1時10分)からはプラクティス上位14名とQ1上位4名による予選Q2が争われる。トップ10に4台入ったホンダ勢、特に2戦連続で表彰台を獲得している古里と来期からフル参戦する三谷に注目したい。

MotoGP第22戦バレンシアMoto3プラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 ダビド・アルマンサ ホンダ 1分37秒333 P
2 アドリアン・フェルナンデス ホンダ 1分37秒643 P
3 バレンティン・ペローネ KTM 1分37秒822 P
4 グイド・ピニ KTM 1分37秒856 P
5 古里太陽 ホンダ 1分37秒912 P
6 アルバロ・カルペ KTM 1分38秒019 P
7 ヘスス・リオス ホンダ 1分38秒126 P
8 マキシモ・キレス KTM 1分38秒130 P
9 アンヘル・ピケラス KTM 1分38秒170 P
10 ジョエル・ケルソ KTM 1分38秒338 P
25 三谷然 ホンダ 1分39秒175 P