MotoGP最終戦バレンシアの決勝。小椋藍は7周目の1コーナーで転倒。リタイアに終わった。
12番手グリッドからスタートした小椋。オープニングラップの5コーナーでヨハン・ザルコに接触され押し出されたフランチェスコ・バニャーヤが転倒する事象が発生。小椋はこのアクシデントの影響を大きく受けて19番手まで後退。挽回を図って1周目は17番手、3周目には16番手、5周目には15番手で終了。さらにポジションアップをねらっていた7周目の1コーナーで転倒を喫した。
「(アクシデントに巻き込まれそうになって)かなり順位を落とした。でもフィーリングはよかったからポジションを上げていこうと頑張ったところでの転倒。前のライダーを抜くのに準備しているときに転んだ。ちょっと焦りがあった。感じがいいのにもったいないなという気持ちがあった」
幸いにも体への深刻なダメージはなかった。
「最終戦の終わり方としてはよくなかった。でも今週はある程度のスピードがあった。同じサーキットで行なわれる火曜日のテストで前進して来年につなげたい」
「今回学んだことはいっぱいある。ルーキーシーズンは思っていたとおり、かなり難しかった。その中でも学べたことがあった。自分の中で新しく挑戦したいこと、試してみたいアイデアがある。そういうことに取り組むウインターブレイクになると思う」
ひとまず浮き沈みの激しいシーズンを終えた。