SBK(スーパーバイク世界選手権)第2戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのポルティマオ(アウトドローモ・インターナショナル・ド・アルガルベ)で2日目のレース1が開催された。

SBKレース1
SBKのレース1は気温21度、路面温度38度のドライコンディションの下、20周で争われた。

ポールポジションのニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がレースをリード。3番グリッドのヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が2番手、2番グリッドのイケル・レクオナ(ドゥカティ)が3番手で続き、ブレガとモンテッラが接戦を展開したものの、モンテッラは5周目の14コーナーで転倒を喫してしまい、再スタートできたものの大きく後退してしまう。

これでブレガが単独トップ、レクオナが単独2番手に上がる。ミゲール・オリベイラ(BMW)がアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)との競り合いを抜け出して単独3番手に浮上する。

トップのブレガは10周目には2番手のレクオナとの差を約1秒7に広げると、レース終盤にはその差を2秒以上とし、レース1を制した。2秒522差の2位にレクオナが入賞。レクオナはドゥカティ移籍後、初となる表彰台を獲得。ドゥカティがワンツーフィニッシュを飾った。

オリベイラは3番手に浮上後、単独3番手のポジションをキープ。トップのブレガからは4秒815遅れながら、SBK初表彰台となる3位に入賞した。

序盤はオリベイラとポジションを争ったアレックス・ロウズは単独4番手で周回を重ね4位に入賞。サム・ロウズ(ドゥカティ)が5位に続いた。

チャビ・ビエルへ(ヤマハ)、ギャレット・ガーロフ(カワサキ)、アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)の3人による接戦のバトルとなった6番手争いは、一度8番手まで後退したビエルヘが残り4周でポジションを挽回し、6位に入賞。ガーロフが僅差の7位、バッサーニが8位に入賞した。

9位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、10位にダニロ・ペトルッチ(BMW)が入賞。

ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)が11位、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が12位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が13位、タラン・マッケンジー(ドゥカティ)が14位、アルベルト・スーラ(ドゥカティ)が15位に入賞した。

モンテッラは転倒後、再スタートし、最下位まで落ちながら16位まで挽回してチェッカーを受けた。ステファノ・マンジ(ヤマハ)が17位に続き、ソムキャット・チャントラ(ホンダ)はSBK初決勝を18位でゴール。ジョナサン・レイ(ホンダ)が19位に続き、バハティン・ソフォグル(ヤマハ)が20位、マッティア・ラト(ヤマハ)が21位に続いた。トミー・ブライドウェル(ドゥカティ)は9周目の14コーナーで転倒、再スタートしたが、ピットに戻ってリタイア。

SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温22度、路面温度40度のドライコンディションの下、17周で争われた。

ポールポジションからスタートしたジャン・オンジュ(ヤマハ)のリードでレースが始まるが、2周目にバレンティン・デビス(ZXMOTO)がトップに立ち、オンジュが14コーナーで転倒。ジャウメ・マシア(ドゥカティ)が2番手に浮上する。

デビスは5周目にはレース中のファステストラップを記録すると、後続との差を広げ始め、5周目には約1秒、10周目には約2秒とその差を広げると、トップをキープしたまま独走で今シーズン初、SSP通算3勝目を記録し、中国のバイクメーカーであるZXMOTOにとってもSSP初優勝となった。

2番手争いは終盤までマシア、ルーカス・マヒアス(ヤマハ)、ロベルト・ガルシア(ヤマハ)、アルベルト・アレナス(ヤマハ)が接戦を展開。マシアが2位、最終ラップに3番手に上がったマヒアスが3位に入賞した。岡本裕生(ヤマハ)は22位でチェッカーを受けた。

SPBレース1
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース1は気温22度、路面温度41度のコンディションの下、11周の予定でスタートを切ったが、トップグループが6周目に入ったところで転倒車により赤旗により中断。5周で再スタートが切られた。

赤旗の時点で9番手だったアントニオ・トーレス(カワサキ)が好スタートで2周目にはトップ集団に追いつくと、接戦のトップ争いの中から最終ラップに抜け出してSPB初代ウイナーに輝いた。僅差の2位にダビド・サルバドール(カワサキ)が続き、カワサキがSPB初戦でワンツーフィニッシュを達成。3位にフェレ・フリーラッカーズ(スズキ)が入賞した。

FIM WCRレース1
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース1は気温21度、路面温度39度のドライコンディションの下、11周で争われた。

ポールポジションのマリア・エレーラ(ヤマハ)がスタートから飛び出し、1周目に約1秒半、2周目に約2秒と、序盤から2番手以下にリードを取って周回を重ね、独走優勝を果たした。4秒657差の2位にパオラ・ラモス(ヤマハ)が入賞。4番グリッドからスタートし、1周目から3番手に浮上したビアトリス・ネイラ(ヤマハ)が3位に入賞した。

SBK第2戦ポルトガル SBK決勝レース1 リザルト(20周)

1 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 33分34秒579
2 イケル・レクオナ(ドゥカティ) 2秒522
3 ミゲール・オリベイラ(BMW) 4秒815
4 アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 9秒152
5 サム・ロウズ(ドゥカティ) 12秒147
6 チャビ・ビエルへ(ヤマハ) 18秒016
7 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 18秒373
8 アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 19秒220
9 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 19秒428
10 ダニロ・ペトルッチ(BMW) 20秒548
11 ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) 21秒126
12 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 24秒850
13 レミー・ガードナー(ヤマハ) 25秒867
14 タラン・マッケンジー(ドゥカティ) 26秒006
15 アルベルト・スーラ(ドゥカティ) 31秒377
16 ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 34秒081
17 ステファノ・マンジ(ヤマハ) 34秒982
18 ソムキャット・チャントラ(ホンダ) 35秒461
19 ジョナサン・レイ(ホンダ) 37秒111
20 バハティン・ソフォグル(ヤマハ) 52秒439
21 マッティア・ラト(ヤマハ) 57秒238
RET トミー・ブライドウェル(ドゥカティ) 12周遅れ