SBK(スーパーバイク世界選手権)第10戦イタリアラウンドは、イタリアのクレモナサーキットで2日目のレース1が開催された。

SBKレース1
SBKのレース1は気温25度、路面温度30度のドライコンディションの下、23周で争われた。

ポールポジションからスタートしたイケル・レクオナ(ドゥカティ)がレースをリード、ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が2番手、アルベルト・スーラ(ドゥカティ)が3番手に続く。レクオナは1周目に約1秒、8周目には約2秒とリードを広げて独走。終盤には約6秒のリードを取り、今シーズン2勝目を記録した。

ブレガは2番手をキープ。2位でチェッカーを受けた。序盤3番手を走っていたスーラは、9周目の7コーナーで転倒しリタイア。代わって3番手に浮上したサム・ロウズ(ドゥカティ)がロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)と3番手を争ったが、終盤にバルダサーリを振り切って3位表彰台を獲得した。

サム・ロウズと1秒516差の4位にバルダサーリが入賞。ギャレット・ガーロフ(カワサキ)とアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が終盤まで5番手を争い、ガーロフがアレックス・ロウズを0秒317差で抑えきって5位に入賞。アレックス・ロウズが6位に入賞した。

15番グリッドからスタートしたアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が8周目には7番手に浮上し、単独7番手を走っていたが、後方で8番手を争っていたアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)とジェイク・ディクソン(ホンダ)、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が終盤にロカテッリに追いつき、最後は4人による接戦の7番手争いとなるが、ロカテッリが抑えきって7位入賞。バッサーニが8位、ディクソンが9位、バウティスタが10位に入賞した。

ステファノ・マンジ(ヤマハ)が11位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が12位、ソムキャット・チャントラ(ホンダ)が13位、ダニロ・ペトルッチ(BMW)が14位、ロリス・バズ(ドゥカティ)が15位に入賞。

マッティア・ラト(ヤマハ)は16位でゴール。トワン・スミッツ(ヤマハ)は6周目の8コーナーで転倒したが、再スタートして17位でチェッカーを受けた。

チャビ・ビエルへ(ヤマハ)は13番手走行中の17周目の5コーナーで転倒リタイア。ミゲール・オリベイラ(BMW)は10番手走行中の12周目の2コーナーで転倒リタイア。トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)はマシントラブルにより8周目にリタイア。ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)は1周目の13コーナーで転倒、再スタートしたが、8周目の10コーナーで二度目の転倒を喫しリタイアに終わった。

SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温25度、路面温度30度のドライコンディションの下、13周で争われた。

ポールポジションからスタートしたジェレミー・アルコバ(カワサキ)は1周目のコントロールライン通過順位こそアルベルト・アレナス(ヤマハ)に譲ったものの、2周目にトップに立つと、トップ争いをリード。6周目には2番手との差をコンマ5秒ほどに開いたが、中盤すぎにはその差が縮まる。

レース終盤には4人のライダーによるトップ争いとなったが、アルコバは残り4周で再び後続とのリードをわずかに広げ、そのまま13周を走り切り、SSP初優勝を達成、2023年のインドネシアラウンドレース1以来のカワサキ車のSSP優勝となった。

0秒568差の2位にアレナスが入賞。10周目から13周目までアレナスを交わして3番手を走っていたフィリップ・ファリオーリ(ヤマハ)は最終ラップにアレナスに交わされ、0秒120差の3位に入賞。バレンティン・デビス(ZXMOTO)が4位に続いた。

岡本裕生(ヤマハ)はエンジン割り当て数の超過によりダブルロングラップペナルティを科され、一時は28番手まで後退したが、周回ごとに追い上げて20位でチェッカーを受けた。

SPBレース1
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース1は気温23度、路面温度29度のドライコンディションの下、12周で争われた。

レースは6人のライダーがトップを争い、僅差の接戦を繰り広げ、チャビ・アルティガス(カワサキ)が優勝し、今シーズン3勝目を記録。前戦フランスのレース2に続いて連勝を飾った。0秒108差の2位にハリソン・デソイ(トライアンフ)、デソイと0秒164差の3位にダビド・サルバドール(カワサキ)が入賞し、2026年のマニュファクチャラーズタイトルをカワサキが獲得した。

ヤマハR3レース1
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース1は気温19度、路面温度22度のドライコンディションの下、11周で争われた。

レースは十数人のライダーによる集団のトップ争いが展開。最終ラップにトップに立ったエイモン・ボケネグラが優勝し、シーズン2勝目を記録した。

ポールポジションからスタートした岡田陽大はトップ集団の中で周回を重ね、残り2周で2番手に浮上。ボケネグラと0秒268差の2位に入賞し、R3カップで2度目の表彰台となる2位に入賞。岡田と0秒048差の3位に髙平理智が入賞し、竹本倫太郎も序盤はトップに立ってレースをリードするなど常にトップ集団の中で周回を重ね、3位の髙平と0秒231差の4位に入賞した。

SBK第10戦イタリア SBK決勝レース1 リザルト(23周)

1 イケル・レクオナ(ドゥカティ) 34分01秒930
2 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 5秒591
3 サム・ロウズ(ドゥカティ) 7秒247
4 ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) 8秒763
5 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 20秒250
6 アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 20秒567
7 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 26秒939
8 アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 27秒351
9 ジェイク・ディクソン(ホンダ) 27秒569
10 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 27秒677
11 ステファノ・マンジ(ヤマハ) 32秒756
12 レミー・ガードナー(ヤマハ) 35秒089
13 ソムキャット・チャントラ(ホンダ) 37秒019
14 ダニロ・ペトルッチ(BMW) 39秒564
15 ロリス・バズ(ドゥカティ) 40秒567
16 マッティア・ラト(ヤマハ) 47秒773
17 トワン・スミッツ(ヤマハ) 1分23秒417
RET チャビ・ビエルへ(ヤマハ) 7周遅れ
RET ミゲール・オリベイラ(BMW) 12周遅れ
RET アルベルト・スーラ(ドゥカティ) 15周遅れ
RET トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) 16周遅れ
RET ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 16周遅れ