MotoGP第16戦日本のMoto3クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが栃木県、モビリティーリゾートもてぎで開催された。プラクティスでトップタイムを記録したのは、今年からフル参戦のマルコス・モレッリ(KTM)で、1分55秒280だった。山中琉聖(KTM)は2番手に入り、明日の予選Q2からのスタートを獲得。三谷然(ホンダ)は18番手、代役参戦の荻原羚大(KTM)は20番手だった。

午前9時から始まったフリー走行1では、気温19度、路面温度21度、湿度68%の曇ったドライコンディションの下、35分間の走行が行なわれた。ここでは13周走行して12周目に山中が1分55秒676を記録、トップタイムだった。2番手には、ハンガリーGPで重傷を負い、前戦オーストリアGPで復帰、復帰後2戦目のダビド・ムニョス(KTM)が入り1分55秒709。3番手タイムを記録したのは、現在ポイントランク2番手のアルバロ・カルペ(KTM)で1分55秒909だった。三谷は11周走行し10周目の記録1分57秒112で20番手。荻原は、12周走行し12周目の1分57秒223で21番手だった。

午後1時15分から35分間で始まったプラクティスは、気温24度、路面温度35度、湿度50%、雲はあるものの心地よい秋空の下で開催された。路面改修工事があったばかりという事もあり、フリー走行1でも多くのライダーが転倒したが、プラクティスでは更に多くのライダーが転倒した。チャンピオンシップ上位に名を連ねるマキシモ・キレス(KTM)、カルペ、ダビド・アルマンサ(KTM)らも転倒した。

その中で、モレッリが終了間際に1分55秒280を記録し、トップタイムとなった。山中は1分55秒296を記録し2番手で、Q2スタート権を獲得した。モレッリとの差は僅か0.016秒だった。3番手も今年からフル参戦のブライアン・ウリアテ(KTM)で1分55秒364だった。トップ3のタイム差は0.084秒という接戦だった。Q2スタート権を獲得した14番手エイドリアン・クルーセス(KTM)までが、トップとのタイム差0.660秒という僅差のプラクティスで終わった。三谷は1分56秒392で18番手、荻原は1分56秒466で20番手だった。二人は明日の予選はQ1から参戦する。

明日は午前8時40分からフリー走行2が30分間行われ、正午12時45分から今日のプラクティスで15番手以下だったライダーによる予選Q1が15分間で開催される。その後、午後1時10分からプラクティス上位14名と予選Q1上位4名による予選Q2が15分間で開催される。

今季は苦戦も多かったが、日本GPに向けて復調の兆しがあった山中は、今日も好タイムを記録。アジアタレント杯などで、もてぎの走行経験が豊富な三谷と荻原を合わせた3名の日本人ライダーの予選好グリッド獲得が期待される。総勢10名のホンダ勢ライダー達にも注目が集まる。

 

MotoGP第16戦日本GPMoto3プラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 マルコ・モレッリ KTM 1分55秒280 P
2 山中琉聖 KTM 1分55秒296 P
3 ブライアン・ウリアテ KTM 1分55秒364 P
4 アルバロ・カルペ KTM 1分55秒393 P
5 バレンティン・ペローネ KTM 1分55秒412 P
6 マキシモ・キレス KTM 1分55秒509 P
7 ダビド・ムニョス KTM 1分55秒561 P
8 ヴェダ・プラタマ ホンダ 1分55秒597 P
9 マッテオ・ベルテッレ KTM 1分55秒616 P
10 ダビド・アルマンサ KTM 1分55秒630 P
11 エイドリアン・フェルナンデス ホンダ 1分55秒799 P
12 ジョエル・エステバン KTM 1分55秒820 P
13 ジョエル・ケルソ ホンダ 1分55秒920 P
14 エイドリアン・クルーセス KTM 1分55秒940 P
15 リコ・サルメラ KTM 1分56秒107 P
16 ケイシー・オゴーマン ホンダ 1分56秒216 P
17 ハキーム・ダニシュ KTM 1分56秒286 P
18 三谷然 ホンダ 1分56秒392 P
19 ヘスス・リオス ホンダ 1分56秒395 P
20 荻原羚大 KTM 1分56秒466 P
21 スコット・オグデン KTM 1分56秒599 P
22 エディー・オシェイ ホンダ 1分56秒754 P
23 グイド・ピニ ホンダ 1分56秒841 P
24 レオ・ラメルストルファー ホンダ 1分56秒947 P
25 キアティサック・シンガポン ホンダ 1分56秒679 P
26 ルシェ・モードレー KTM 1分58秒074 P