MotoGP第17戦インドネシアMotoGPクラスのスプリントが、土曜日、インドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催された。マルク・マルケス(ドゥカティ)が今季8度目のスプリント勝利を挙げ、ポイントランキングトップに躍り出た。2位は今季4度目のスプリント表彰台を獲得した小椋藍(アプリリア)。3位はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)だった。

日本時間午後4時(現地午後3時)から13周で開催された決勝は、気温29度、路面温度63度、湿度73%、晴れたドライコンディション。ヨハン・ザルコ(ホンダ)がフロントソフト、リアミディアムを使用した以外は、全員が前後ソフトタイヤで挑んだ。

スタートから1コーナーにかけ、2列目スタートのマルク・マルケスとホルヘ・マルティン(アプリリア)が激しく前に食い込む中、2番グリッドからスタートしたマルコ・ベゼッキ(アプリリア)が外側へラインを外しスリップダウン。ベゼッキのタイヤがでポールポジションからスタートしたラウル・フェルナンデス(アプリリア)のタイヤに当たる形で、フェルナンデスも1コーナーで転倒した。

トップがマルティン、続いてマルク・マルケス、小椋、ジャンアントニオ、ペドロ・アコスタ(KTM)、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、ルカ・マリーニ(ホンダ)、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)の順のトップ10でファーストラップを終えた。

マルティンは4周目に1分29秒752のレース最速ラップをマークして、2番手マルク・マルケスとの差を広げた。しかし9周目、後にマルティンがタイヤ内圧が高くなり過ぎたためと語った理由により、マルク・マルケスに先を許す。小椋はジャンアントニオと3位争いを続けていた。5位争いを続けていたアコスタはトラックリミットオーバーにより、ロングラップを科され10周目、アレックス・マルケスに先を許す。

残り2周となった12周目、再びマルク・マルケスを捉えようとしていたマルティンが15コーナーでワイドになり、小椋、ジャンアントニオがマルティンの前に出た。マルク・マルケスはそのままトップでチェッカーを受け、2位が0秒509差で小椋、3位がジャンアントニオの順となった。4位マルティン、5位アレックス・マルケス、6位アコスタ、7位アルデゲール、8位バニャーヤ、9位クアルタラロ。ここまでの9名にはポイント獲得となった。

この結果を受け、ランキングトップは343ポイント獲得のマルク・マルケスとなり、2番手が339ポイントのマルティン。ベゼッキは284ポイントのままとなり3番手。4番手アコスタが247ポイント、小椋藍は246ポイントで5番手。

コンストラクターズポイントでは、ドゥカティが481ポイントでトップとなり、アプリリアが2番手で478ポイント。KTMが300ポイント、ホンダが161ポイント、ヤマハが90ポイントとなっている。

明日は日本時間午前11時40分(現地午前10時40分)から10分間のウオームアップ走行後、パレードなどのイベント、Moto3、Moto2の決勝があり、日本時間午後4時(現地午後3時)から27周の決勝が始まる。スプリントの倍以上の距離となるが、レース直後の表彰式前にマルク・マルケスは体調が悪そうに座り込む場面があった。また、転倒したフェルナンデスは右手の指を骨折している。明日の決勝でも、小椋と日本メーカー勢の活躍を期待したい。

今季スプリント8勝目、通算23勝目、インドネシアでは初のスプリント勝利を挙げたマルク・マルケス(ドゥカティ)

 

自身の28歳誕生日に今季6度目のスプリント表彰台を獲得したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、後ろは今季4度目のスプリント表彰台(全て2位)を獲得した小椋藍(アプリリア)

 

MotoGP第17戦インドネシアMotoGPスプリント
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マルク・マルケス ドゥカティ
2 小椋藍 アプリリア 0秒509
3 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 0秒835
4 ホルヘ・マルティン アプリリア 1秒947
5 アレックス・マルケス ドゥカティ 3秒410
6 ペドロ・アコスタ KTM 5秒478
7 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 7秒036
8 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 10秒039
9 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 10秒248
10 アレックス・リンス ヤマハ 13秒288
11 エネア・バスティアニーニ KTM 16秒834
12 ヨハン・ザルコ ホンダ 17秒646
13 ジャック・ミラー ヤマハ 18秒285
14 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 18秒956
15 ルカ・マリーニ ホンダ 19秒227
16 ブラッド・ビンダー KTM 19秒293
17 ディオゴ・モレイラ ホンダ 19秒562
18 マーベリック・ビニャーレス KTM 23秒472
19 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 23秒834
20 アレイシ・エスパロガロ ホンダ 38秒336
RT マルコ・ベゼッキ アプリリア –
RT ラウル・フェルナンデス アプリリア –