MotoGPは夏休みを経てオーストリアからシーズン後半戦がスタート。小椋藍もGPパドックに戻った。
「夏休みは休めました。練習もできました。今年はいつもよりはロードコースの練習が多くて、いい夏休みが送れたかなと思います」
夏休み中には『令和7年度スポーツ功労者顕彰及び国際競技大会優秀者等表彰に係る文部科学大臣顕彰及び表彰式』(主催:文部科学省)で『令和7年度スポーツ功労者』として顕彰された。『スポーツ功労者』とは世界的規模のスポーツ競技会で優れた成果を挙げた方や多年にわたりスポーツの向上発展に貢献するなど、日本のスポーツの振興に貢献された方々を文部科学省が顕彰するもの。今回、モータースポーツ界から顕彰されたのは小椋ただ一人だけ。
「顕彰していただけたことは大変うれしく思っているし、これからも自分ができる限り業界に貢献できたらいいなと思う」
今季はどのサーキットもMotoGPでは初めての走行。
「(オーストリアGPが開催される)レッドブルリンクは、過去にかなりいい印象のあるコース。今年はいろいろ違うからどうなるか分からないけれど、自分のできることをやります。天気もよさそうだから全セッション、金曜日、土曜日、日曜日と進めていきたい」
「ここはMoto2、Moto3でかなり速く走れていたコースで、特にMoto2ではハードブレーキから加速していくセクター1と2と4は速く走れていた印象があります。よかった感覚的なところを活かしたい」
シーズン後半戦はアジアラウンドが控える。
「シーズン後半戦はいい印象のサーキットが多いので、前半戦から引き続きタイヤのこと、バイクのこと、MotoGPマシンで走ることを学んでいって、いくつかいいレースができたらいいなと思います」
今週末、小椋のルーキーイヤー後半戦が始まる。