SBKライダーのアルバロ・バウティスタが、2026年シーズンはドゥカティのサテライトチームであるバーニ・スパーク・レーシングチームからSBK(スーパーバイク世界選手権)に参戦することが8月26日に発表された。

バウティスタは世界GP125㏄クラスのチャンピオンを2006年に獲得。GP250クラスを経て、2009年よりMotoGPクラスに参戦。2019年にSBKに転向し、2022年と2023年にSBKチャンピオンを獲得。今年までドゥカティのファクトリーチームであるAruba.it レーシング・ドゥカティのライダーとして参戦している。

ドゥカティファクトリーには2026年よりイケル・レクオナが起用されることが8月25日に発表され、バウティスタの去就に注目が集まっていたが、バーニ・スパーク・レーシングチームへの移籍が決定。バーニ・スパーク・レーシングチームは今シーズンまでダニロ・ペトルッチが参戦しているが、ペトルッチは来季のBMWファクトリー入りが決定しており、ペトルッチの後任をバウティスタが務める形となる。

「バーニが僕に示してくれた信頼と関心に感謝したい。2025年いっぱいでドゥカティファクトリーを離れることが発表された直後、彼らはためらうことなく連絡をくれた。これは僕にとって大きな意味を持つ。成功を収めてきたドゥカティ・ファミリーに残れることをうれしく思っており、バーニと共に素晴らしい結果を残せると信じている。チームはシーズンごとに着実に成長しており、今回の契約は更なる前進を意味する。新しいメンバーと仕事をすることになるため、覚悟が必要だが、バーニには素晴らしいモチベーションと強い闘志が見られるので、自信を持っている。まだ勝てるということを証明したいと思っている。ここ2年間は新しいレギュレーションの影響で決して楽ではなかったが、新型パニガーレV4とドゥカティのサポートがあれば、競争力を発揮するために必要なものはすべてそろうす。目標は、最大限のポテンシャルを発揮し、そこからさらに高みを目指すことだ」とバウティスタ。