MotoGP第16戦サンマリノMoto3クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催された。日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間で行なわれたフリー走行1は、気温22度、路面温度18度、湿度58%、青空が多く広がるドライコンディション。この走行トップは、現在ポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)で1分41秒217。2番手はジョエル・ケルソ(KTM)1分41秒516。1分41秒693を記録し3番手に入ったダビド・アルマンサ(ホンダ)は、終盤8コーナーで転倒した。4番手が古里太陽(ホンダ)で、記録は13周目の1分41秒789。5番手デニス・フォッジャ(KTM)、6番手バレンティン・ペローネ(KTM)。山中琉聖(KTM)は13周目の記録1分41秒853で8番手だった。
日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から35分で開催されたプラクティスは、気温28度、路面温度36度、湿度43%、晴れ渡ったドライコンディション。強いと風速10km/hを超える風があった。序盤、4コーナーでデニス・フォッジャ(KTM)が転倒。10コーナーではノア・デッドウィラー(KTM)も転倒。アルバロ・カルペ(KTM)は4周走行後、マシントラブルでピット作業が続き、その後の走行はできなかった。
中盤7周目に1分41秒009を記録し、トップタイムだったアルマンサが、15周目には1分40秒596まで記録を縮めて1番手となった。終盤、他のライダーよりも早めにタイムアタックを始め、単独で走行を続けたアドリアン・フェルナンデス(ホンダ)が17周目1分41秒094を記録し2番手。レオパード・ホンダのワンツーとなった。3番手は14周目に1分41秒110を記録したケルソ。
4番手ルーキーのバレンティン・ペローネ(KTM)、5番手ポイントリーダーのルエダ、6番手もルーキーのマキシモ・キレス(KTM)。古里は16周目の記録1分41秒272で7番手。8番手ジェイコブ・ルールストン(KTM)、9番手ダビド・ムニョス(KTM)。山中が10番手、記録は17周目の1分41秒366。トップから山中まで0.770差。11番手はルーキーのグイド・ピニ(KTM)。12番手は山中のチームメイト、来期はMoto2昇格が決まったアンヘル・ピケラス(KTM)。トップから12番手のピケラスまでのタイム差は0.999。
明日の予選では、トップから14番手までは予選Q2からスタートすることができる。古里、山中の両選手はQ2スタート権を獲得した。明日、日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)からは30分間のフリー走行2が行なわれ、日本時間午後7時45分(現地時間午後12時45分)から予選Q1が始まる。続いて日本時間午後8時10分(現地時間午後1時10分)からQ2が行なわれる。予選はそれぞれ15分間で争われる。
MotoGP第16戦サンマリノMoto3プラクティス |
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順位 | ライダー | 車両 | タイム | セッション |
1 | ダビド・アルマンサ | ホンダ | 1分40秒596 | P |
2 | アドリアン・フェルナンデス | ホンダ | 1分41秒094 | P |
3 | ジョエル・ケルソ | KTM | 1分41秒110 | P |
4 | バレンティン・ペローネ | KTM | 1分41秒114 | P |
5 | ホセ・アントニオ・ルエダ | KTM | 1分41秒219 | P |
6 | マキシモ・キレス | KTM | 1分41秒272 | P |
7 | 古里太陽 | ホンダ | 1分41秒303 | P |
8 | ジェイコブ・ルールストン | KTM | 1分41秒332 | P |
9 | ダビド・ムニョス | KTM | 1分41秒353 | P |
10 | 山中琉聖 | KTM | 1分41秒366 | P |