MotoGP第17戦日本Moto3クラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、栃木県、モビリティー・リゾート・もてぎで開催された。午前8時40分から30分行なわれたフリー走行2は、気温23度、路面温度31度、雲はあるものの心地よい秋晴れのドライコンディション。

この走行では、ジョエル・ケルソ(KTM)が1分55秒177を記録してトップタイムだった。2番手はポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)、3番手はダビド・アルマンサ(ホンダ)。5周目1分55秒646を記録した山中琉聖(KTM)は8番手、13周目に1分55秒813を記録した古里太陽(ホンダ)は11番手。今大会、古里は日本GPスペシャルヘルメット、ブーツ、グローブで参戦している。

午後12時45分から15分で開催された予選Q1は、気温28度、路面温度46度、湿度43%、雲はあるものの晴れ渡り、暑いくらいのドライコンディション。このセッションは、ステファノ・ネパ(ホンダ)が1分56秒245でトップタイムだった。2番手アルバロ・カルペ(KTM)、3番手マルコ・モレッリ(ホンダ)、4番手コーマック・ブキャナン(KTM)。以上の4名がQ2へ進出。

午後1時15分から15分間で争われた予選Q2は、気温29度、路面温度47度、湿度41%、昨日のような強い風はないドライコンディション。前半は4周目に1分55秒125を記録したルエダがトップタイムだった。

後半に入り、残り3分を切ると6周目、ケルソが1分55秒080をマーク、トップへ。Q1から進出のカルペは1コーナーで転倒、イエローフラッグが出された。終盤に入ると続々とラップタイムが更新され、バレンティン・ペローネ(KTM)が7周目に1分55秒064でトップとなる。更に8周目でルエダが1分54秒826を記録、唯一の1分54秒台でポールポジションを獲得した。2番手ペローネ、3番手ケルソ。

4番手は、現在ポイントランクトップのルエダを78ポイント差で追うランク2番手のアンヘル・ピケラス(KTM)。7周目1分55秒187をマークした古里はホンダ勢トップで5番手。6番手アドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、7番手ダビド・ムニョス(KTM)。8番手はフリー走行2で転倒があったマキシモ・キレス(KTM)。9番手ダビド・アルマンサ(ホンダ)、10番手デニス・フォッジャ(KTM)。トップ10にホンダ勢が3台入った。

11番手は2026年シーズン、レオパード・レーシングで参戦が決まっているグイド・ピニ(KTM)。12番手カルペ。2周目1分55秒571を記録した山中は13番手。トップのルエダから13番手の山中までタイム差は0.745。

明日、午前11時から17周で決勝は開催される。古里は2列目5番グリッド、山中は5列目13番グリッドスタート。

ポイントリーダー、ポールポジションのホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)、後ろはダビド・ムニョス(KTM)

 

MotoGP第17戦日本Moto3予選
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 ホセ・アントニオ・ルエダ KTM 1分54秒826 Q2
2 バレンティン・ペローネ KTM 1分55秒064 Q2
3 ジョエル・ケルソ KTM 1分55秒080 Q2
4 アンヘル・ピケラス KTM 1分55秒094 Q2
5 古里太陽 ホンダ 1分55秒187 Q2
6 アドリアン・フェルナンデス ホンダ 1分55秒220 Q2
7 ダビド・ムニョス KTM 1分55秒248 Q2
8 マキシモ・キレス KTM 1分55秒262 Q2
9 ダビド・アルマンサ ホンダ 1分55秒318 Q2
10 デニス・フォッジャ KTM 1分55秒444 Q2
13 山中琉聖 KTM 1分55秒571 Q2