MotoGPクラスに上がって初めての母国GPを迎えていた小椋藍だが、前戦サンマリノGP決勝で負った右手のケガの影響から、日曜日のメインレースを欠場すると、所属チームのTrackhouse MotoGP Teamが発表した。

小椋は金曜の走り始めからセッションをこなし、土曜日の予選は13番手、TISSOTスプリントは9位でゴールしていた。しかし、土曜の時点で、走行ごとに痛みが増していることを明かしており、日曜午前に行なわれたウオームアップ走行は全22台中21番手で終えていた。

チームは、地元のファンの前でレースができないことをとても残念に思っているが、小椋の健康と安全を最優先に考え、欠場を決断した。日本GPの翌週に行なわれる次戦インドネシアGPは、チームがサーキットに到着した際に状態を確認し、参戦するかどうかを決定するという。