BMW Motorrad Motorsportは、2026年SBK(スーパーバイク世界選手権)に参戦するファクトリーチームのライダーとして、ミゲール・オリベイラ(写真右)を起用することを9月30日に発表した。

BMWはダニロ・ペトルッチを来季起用することをすでに発表しており、2026年シーズンはペトルッチとオリベイラの二人体制となる。今シーズン参戦するトプラク・ラズガットリオグルは来季はMotoGPに転向、マイケル・ファン・デル・マークはSBKとは異なるBMWのプロジェクト参加に向けて協議中。

オリベイラは2011年に125クラスで世界グランプリにデビュー。その後、Moto3、Moto3クラスで活躍を収め、2019年にMotoGPクラスにステップアップ。KTM、アプリリア、ヤマハと3メーカーのマシンを乗り継ぎ、MotoGPクラスではこれまでに通算5勝を記録している。SBKには初参戦となる。

「SBKでBMWファミリーに加わることは、私のキャリアにとって非常にエキサイティングな一歩であり、大きな可能性を秘めていると感じている。野心的で競争力の高いだけでなく、SBKとモーターサイクル業界の両方に大きな影響を与えるプロジェクトの一員となることになりる。新しいチームに参加し、強力なパートナーと共に働き、新しいチャンピオンシップのフォーマットを受け入れることで、最高のパフォーマンスを発揮するための大きなモチベーションが得られる。新たな章を始めるのが待ちきれない」とオリベイラ。