MotoGP第18戦インドネシアMoto3クラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、インドネシア、ロンボク島にあるプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催された。技術的な問題で予定の10分遅れ、日本時間午前9時50分(現地時間午前8時50分)から30分行なわれたフリー走行2は、気温30度、路面温度57度、湿度70%、昨日よりは雲の多いドライコンディション。
このセッションでは、昨年イバン・オルトラが記録した1分37秒332を0.116更新して、1分37秒216のコースレコードを記録したアドリアン・フェルナンデス(ホンダ)がトップタイムだった。2番手はダビド・ムニョス(KTM)1分37秒219、3番手は今大会でチャンピオン決定がかかっているホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)1分37秒357。山中琉聖(KTM)は11番手1分37秒667、古里太陽(ホンダ)は13番手1分37秒880、代役参戦の三谷然(ホンダ)は25番手1分39秒284だった。
予定よりも5分遅れの日本時間午後12時50分(現地時間午前11時50分)から15分間で争われた予選Q1は、気温30度、路面温度58度、湿度69%、少し雲が増えたドライコンディション。バレンティン・ペローネ(KTM)は昨日のプラクティスで転倒し、フリー走行2では走行できたものの、予選Q2からは今大会ケガのため不参加となることになった。Q1トップは、ルシェ・モードレー(KTM)1分38秒108、2番手ルカ・ルネッタ(ホンダ)1分38秒158、3番手ジェイコブ・ルールストン(KTM)1分38秒259、4番手グイド・ピニ(KTM)1分38秒441。以上4名がQ2進出。三谷は2周目の記録1分39秒215で10番手だった。
引き続き日本時間午後2時15分(現地時間午後1時15分)から15分間で開催された予選Q2は、気温30度、路面温度57度、湿度70%、雲はあるものの晴れたドライコンディション。フリー走行2に続き、このセッションでもフェルナンデスが1分37秒022をマークし、自身が今朝記録したコースレコードを更新、ポールポジションを獲得した。今季、Moto3クラスでは11人目のポールポジション獲得者となった。2番手はフェルナンデスと0.099差1分37秒121を出したムニョス。3番手は1分37秒174でジョエル・ケルソ(KTM)。4番手1分37秒181のアルバロ・カルペ(KTM)。7周目の記録1分37秒240がカルペと0.059差、トップと0.218差となる5番手が古里。最終8周目1分37秒760を記録した山中は14番手。
明日は日本時間午後12時(現地時間午前11時)から20周の決勝が行われる。古里は2列目5番、山中は5列目14番、三谷は8列目24番グリッドからのスタート。予選トップ10にフェルナンデス、古里、ダビド・アルマンサ(ホンダ)、ルカ・ルネッタ(ホンダ)の4台が入ったホンダ勢にも注目したい。

MotoGP第18戦インドネシアMoto3予選 |
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順位 | ライダー | 車両 | タイム | セッション |
1 | アドリアン・フェルナンデス | ホンダ | 1分37秒022 | Q2 |
2 | ダビド・ムニョス | KTM | 1分37秒121 | Q2 |
3 | ジョエル・ケルソ | KTM | 1分37秒174 | Q2 |
4 | アルバロ・カルペ | KTM | 1分37秒181 | Q2 |
5 | 古里太陽 | ホンダ | 1分37秒240 | Q2 |
6 | マキシモ・キレス | KTM | 1分37秒363 | Q2 |
7 | ダビド・アルマンサ | ホンダ | 1分37秒383 | Q2 |
8 | ルカ・ルネッタ | ホンダ | 1分37秒510 | Q2 |
9 | ホセ・アントニオ・ルエダ | KTM | 1分37秒547 | Q2 |
10 | グイド・ピニ | KTM | 1分37秒577 | Q2 |
14 | 山中琉聖 | KTM | 1分37秒760 | Q2 |
24 | 三谷然 | ホンダ | 1分39秒215 | Q1 |