インドネシアGPの決勝1周目にマルコ・ベゼッキに接触されて転倒リタイアに終わったマルク・マルケスだが、スペインに帰国し、検査を受けた結果、右肩肩甲骨の烏口突起基部骨折と右肩靭帯損傷と診断された。
臨床検査と放射線学的検査の結果、過去のケガとの関連性はなく、顕著な骨のずれもないことが確認されたが、骨折が完全に治癒し臨床的に安定するまで患部の肩を安静にして固定するという医師の判断により、オーストラリアGPとマレーシアGPの2戦を欠場することになった。
「幸いケガは深刻ではないが、回復への時間を尊重することが重要。シーズン終了前に復帰することが目標だが、医師の指示以上に急ぐ必要はない。個人としてもチームとしても、目標は達成できたので、今はしっかりと回復し、100%の状態に戻ることが最優先事項だ」とマルケス。