Let’sレン耐SUGO3時間耐久レース
開催日:2025年5月11日(日)
開催場所:宮城県・スポーツランドSUGO西コース
天気:晴
気温:25℃
<開催クラス>
3時間耐久
・GROM5クラス:11台
・GROM4クラス:14台
参加チーム:26台
参加人数:90名
明け方の雨が上がり、初夏を思わせる陽気となった5月11日。2025年シーズン全36戦の中でも、東北唯一の開催として注目された『Let’sレン耐』が、スポーツランドSUGO西コースで開催されました。

総エントリーは25チーム、うち6チームに人生初レースのライダーが在籍。Facebook Liveでの全体ブリーフィング後、初参加者向け講習と先導付き練習走行も実施され、誰もが安心して挑める環境が整えられました。
3時間耐久レース

スタート直後はGROM5の#5『たばしね雪山倶楽部2号』がオープニングラップを制し、同門の#6『ハザード組』が追走。

30分経過時点では#6が30周でトップ、GROM4の#42『TEAM JIN』が同周で2位。90分経過時点ではGROM5の#11『Team 走的達人』が総合首位に浮上。GROM4では#39『NFA』が先頭へ。

レース中間(90分)時点で、サイコロによって決定された基準順位からトップとの周回差+0.5周をハンデとして加算。これにより、全12チームに6周から9周の補正が与えられ、後半の順位変動がさらに読めない展開に。

レース後半の攻防戦では、ハンデが発表され、後半戦はますます緊張感を帯びた展開に。GROM5クラスでは、#11『Team 走的達人』が安定したラップを刻み、ハンデの加算を一切受けないまま他チームを2、3周引き離す独走状態を築く。

2位争いは、ハンデ+6周を得た#6『たばしね雪山倶楽部ハザード組』と#1『RT Wax&HONEYBEE』が互いに譲らず、チェッカーギリギリまで順位が入れ替わる激戦に。最後は#6がわずかに上回り、2位に滑り込みました。
注目された#7『blow off screws』は、最終盤で猛烈な追い上げを見せ、3時間の中で全体ファステスト(53.001秒)を記録。表彰こそ届かなかったものの、その走りは周囲の称賛を集めました。

一方、GROM4クラスでは、序盤から2位をキープしていた#42『TEAM JIN』が中盤で一度首位を奪うも、#39『NFA』が淡々と上位をキープ、、同周での優勝争いに突入。最後はファステストラップも武器に#39が逆転優勝を果たしました。

また、人生初レースクラスでは、初出場のライダーがいるチーム6組が対象となり、最後まで安定した走行を見せた#43『バイク千厩バイク』が見事優勝。サーキットデビュー戦での勝利に、チーム全体が歓喜に包まれました。
正式結果は次のとおりです。
3時間耐久レース

GROM5クラス
1位 #11 Team 走的達人 171周
2位 #6 たばしね雪山倶楽部ハザード組 175周
3位 #1 RT Wax&HONEYBEE 174周
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GROM4 クラス
1位 #39 NFA 167周
2位 #42 TEAM JIN 167周
3位 #44 RC67 165周
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人生初レース
1位 #43 バイク千厩バイク
2位 #31 苺屋ホットwithMCへんみ
3位 #37 元ショップサコウエンジョイ組