Let’sレン耐ソニックパーク安心院3時間耐久レース

開催日:2025年5月18日(日)
開催場所:大分県・ソニックパーク安心院
天気:晴
気温:22℃

<開催クラス>
3時間耐久
・GROM5クラス:7台
・GROM4クラス:5台

参加チーム:12台
参加人数:45名

5月の澄み渡る青空の下で開催された安心院3時間耐久レース。日差しが出ていない時間帯はやや肌寒さも感じられるコンディションで、参加者にとって走りやすい気温の中での開催となった。

大分県宇佐市に位置するソニックパーク安心院は、全長1.080kmのテクニカルコース。ストレートは短めながらも、低速から中速までリズムよく連なるコーナーが特徴。特にホームストレート後のヘアピン、そしてコース後半にある連続コーナーはオーバーテイクのポイントとして知られている。
そんな舞台で迎えたのが、2025年5月18日に開催された『Let’sレン耐 in ソニックパーク安心院 3時間耐久レース』。初夏の青空の下、45名のライダーが12台に分かれて熱戦を繰り広げた。

3時間耐久レース

今回も人生初レースとなるライダーが10名参戦。レース前には6名を対象に初心者講習が実施され、サーキット走行の基礎を学んだ後に練習走行が行なわれた。
その後、ホームストレートにマシンを並べ、ル・マン式スタートで午前10時5分にレースがスタートした。

スタート直後は #5『Motor HWS』がホールショットを奪い、続いて #2『TEAMてつ』、#1『おやじレン耐ゴレンジャー』が追走。しかし、#1が序盤に転倒。マシン修理費が大きくかかったものの、ライダーの体は無事だった。

ダブルペリアハンデがスタートから1時間30分経過時点での順位により、ダブルペリア方式のハンデが加算された。これにより上位チームには周回数修正が入り、後半戦の駆け引きが大きく変化した。

レース前半は燃費を意識してペースを落とすチームが目立った。しかし折り返しを過ぎると各チーム一気にペースアップ。激しい順位変動の中、#666『TEAM FACTOR』が堅実な走りで周回を重ねていった。

残り15分でトップ争いをしていた #5『Motor HWS』が転倒。それでもあきらめず、残り5分で再びコースへ復帰した。

そして、スタートから3時間が経過し、チェッカーが振られた。

今回はGrom5クラスで#666『TEAM FACTOR』が昨年は一度も勝てず悔しいシーズンとなったが、今年はついに待望の優勝を手にした。

初心者ライダーを含む多彩な顔ぶれによる3時間の熱戦は、波乱の展開となった。燃費戦略やハンデシステムにより順位が目まぐるしく入れ替わる中、粘り強く走り切ったチームが勝利を手にした。

正式結果は次のとおりです。

3時間耐久レース

GROM5クラス
1位 #666 TEAM FACTOR 151周
2位 #6 ぶどうやきにく 149周
3位 #4 おやじレン耐ゴレンジャー 145周

GROM4クラス
1位 #32 保護者同伴 131周
2位 #33 チーム熊本焼き肉 125周
3位 #35 パリパリ伝説 122周

人生初クラス
1位 #35 パリパリ伝説
2位 #33 とことこちゃんねるレース部
3位 #34 TEAMきじうま