SBK(スーパーバイク世界選手権)のテストが1月22日と23日の二日間、スペインのヘレスサーキットで開催された。

2026年シーズン初となるテストは天候に恵まれず、初日はウエット、2日目も午前中はウェットで午後から路面コンディションは回復したものの、ウエットパッチが多数残る中での走行となった。

2日間総合ではニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が1分39秒331でトップに立った。ブレガは初日は雨のため走行を見合わせたが、2日目は午後2時すぎから走行を開始。5スティント計24周を走行し、4スティント目の21周目にファステストラップを記録した。

「テスト自体はそれほど悪くなかったが、問題は天候で、路面コンディションが非常に悪かった。コースにはウェットパッチがたくさんあり、ターン5でクラッシュした。24周しか走れなかったので、あまり有意義なテストではなかったが、バイクに乗ったのは昨年のMotoGPワイルドカード参戦以来だったので、SBKマシンのフィーリングを取り戻すために費やした。来週のテストでははもっとよくなることを願ってる」とブレガ。

総合2番手にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)。アレックス・ロウズも初日は走行せず、2日目に16周を回ってトップのブレガと0秒119差の1分39秒450を記録。

「ドライでコースに出られたのはうれしかった。コース上にはウエットパッチがいくつかあり、学ぶことの多い日ではなかったフロントフォークのテストを連続で行ない、ロングランを開始したが、激しい雨が降り始め、テストはそこで終了した。16周を走った時点では、明確な結論を出すのは難しかったですが、SBKの電子制御は常に進化しており、チームが取り組んできたいくつかの点には手応えを感じた。技術的な面ではあまり多くのことを学ぶことはできなかったが、トライしたことはポジティブなもの。バイクに戻ってシーズンをスタートできたことがハッピーだ」とアレックス・ロウズ。

総合3番手に今シーズンからヤマハより参戦するチャビ・ビエルへ(ヤマハ)。ビエルヘはウエットの初日は12番手に止まったが、2日目は34周を周り、29周目に1分39秒770を記録した。

「YZF-R1に乗り始めて5日目だが、本当に自分のバイクになったような感覚。ヤマハは旋回性が非常に高く、自分のライディングスタイルに合っているし、お互いの長所も合致していると思う。チームの仕事ぶりには大変満足。まだ最初のテスト段階なのに、まるで長い間一緒に仕事をしてきたかのような感覚だ。初日は初めてウェットコンディションで走行した。これはシーズン開幕前には重要なポイント。ヘレスではかなり速いと言えると思うが、別のサーキットで自分の実力を確認することが重要だ。次のポルティマオでは天気がもう少し良くなることを願っている」とビエルヘ。

総合4番手に1分39秒811でサム・ロウズ(ドゥカティ)が続き、BMWのテストライダーとして今シーズンから活動するマイケル・ファン・デル・マーク(BMW-T)が1分39秒836で総合5番手に。総合6番手に今シーズンからドゥカティ・ファクトリー入りしたイケル・レクオナ(ドゥカティ)が1分39秒979で続いた。

総合7番手に1分40秒069でアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)、総合8番手に1分40秒345でアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、総合9番手に1分40秒347で昨年のSSPチャンピオンでSBKルーキーステファノ・マンジ(ヤマハ)が続き、今年からホンダのSBKテストライダーとして活動するジョナサン・レイ(ホンダ-T)が1分40秒442で総合10番手に。

ギャレット・ガーロフ(カワサキ)が1分40秒445で総合11番手、今シーズンからSBKに転向したミゲール・オリベイラ(BMW)はウエットの初日は3番手、2日目は1分40秒447で総合12番手に、Moto2からSBKに転向するジェイク・ディクソン(ホンダ)は1分40秒450で総合13番手。ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が1分40秒456で総合14番手に続き、今シーズンはサテライトのバーニレーシングから参戦するアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は1分40秒475で総合15番手。

タラン・マッケンジー(ドゥカティ)が1分40秒760で総合16番手、ウエットの1日目にトップタイムを記録したダニロ・ペトルッチ(BMW)は2日目は1分40秒823で総合17番手。
ハンス・スーマー(BMW)が1分41秒127で総合18番手、トゥワン・スミス(ヤマハ)が1分41秒192で総合19番手で続き、ホンダのSBKテストライダー、長島哲太(ホンダ-T)は1分41秒214で総合20番手。レミー・ガードナー(ヤマハ)が1分41秒249で総合21番手となった。

SSP(スーパースポーツ世界選手権)ではフィリップ・エッテル(ドゥカティ)1分42秒931で総合トップ。総合2番手にジェレミー・アルコバ(カワサキ)1分43秒500、総合3番手にマッテオ・フェラーリ(ドゥカティ)1分43秒672が続いた。

また、MotoGPライダーのエネア・バスティアニーニ(KTM)も走行を行ない、トータル28周を回って28周目に1分42秒805を記録した。

SBKの次回のテストは、来週1月28、29日にポルトガルのポルティマオで実施される予定。

SBKリザルト2日間総合

1 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 1分39秒331 DAY2
2 アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 1分39秒450 DAY2
3 チャビ・ビエルへ(ヤマハ) 1分39秒770 DAY2
4 サム・ロウズ(ドゥカティ) 1分39秒811 DAY2
5 マイケル・ファン・デル・マーク(BMW-T) 1分39秒836 DAY2
6 イケル・レクオナ(ドゥカティ) 1分39秒979 DAY2
7 アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 1分40秒069 DAY2
8 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 1分40秒345 DAY2
9 ステファノ・マンジ(ヤマハ) 1分40秒347 DAY2
10 ジョナサン・レイ(ホンダ-T) 1分40秒442 DAY2
11 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 1分40秒445 DAY2
12 ミゲール・オリベイラ(BMW) 1分40秒447 DAY2
13 ジェイク・ディクソン(ホンダ) 1分40秒450 DAY2
14 ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 1分40秒456 DAY2
15 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 1分40秒475 DAY2
16 タラン・マッケンジー(ドゥカティ) 1分40秒760 DAY2
17 ダニロ・ペトルッチ(BMW) 1分40秒823 DAY2
18 ハンス・スーマー(BMW) 1分41秒127 DAY2
19 トゥワン・スミス(ヤマハ) 1分41秒192 DAY2
20 長島哲太(ホンダ-T) 1分41秒214 DAY2
21 レミー・ガードナー(ヤマハ) 1分41秒249 DAY2
22 ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) 1分41秒772 DAY2
24 アルベルト・スーラ(ドゥカティ) 1分41秒815 DAY2
25 チャビ・フォレス(ビモータ・カワサキ-T) 1分55秒917 DAY1
26 ドゥカティ-T 1分57秒530 DAY2

SSPリザルト2日間総合

1 フィリップ・エッテル(ドゥカティ) 1分42秒931 DAY2
2 ジェレミー・アルコバ(カワサキ) 1分43秒500 DAY2
3 マッテオ・フェラーリ(ドゥカティ) 1分43秒672 DAY2
4 チャビ・カルデルス(ヤマハ) 1分43秒812 DAY2
5 ドミニク・エガター(カワサキ) 1分44秒501 DAY2
6 ボルハ・ヒメネス(ドゥカティ) 1分45秒578 DAY2
7 ディルク・ガイガー(ヤマハ) 1分45秒794 DAY2
8 レノックス・リーマン(ヤマハ) 1分46秒801 DAY2