MotoGPクラス2年目を迎えた小椋藍は開幕戦をスプリント4位、レースを5位で終えた。ウイーク直前には「テストの段階では4人、5人のかなり速い選手がいて、その下は同じくらい。開幕戦はできるだけ上位ライダーにからんでトップ6をターゲットにしたい」とコメント。目標はクリアしたが、レース後の小椋は「自分にがっかり」と悔しさをにじませた。
プラクティスでは9番手に入り、ダイレクトQ2を果たした。予選では「走り自体は悪くなかったが、ラップごとにセクターでばらつきがあっていいタイムが刻めなかった。もっとできたかなという悔しさはある」と8番手グリッドを獲得。そしてスプリントでは追い上げを見せて4位でゴール。
迎えた日曜日。「自分の中ではいつもよりもよかった」というスタート。しかし他車にふさがれる形になりオープニングラップは11番手に。前を行くのはブラッド・ビンダー。
「後ろにいると暖かい空気を受けてしまうから(フロントタイヤの内圧コントロールのために)ラインを外さなければならない。相手のラップタイムが落ちてくるのを待つしかなかった」
前車に対応するために、マシンの強みを活かしきる走りができなかった。
それでも小椋はレース終盤に強い追い上げの貴公子。16周目にビンダーを抜き、あれよあれよと22周目には目標のトップ6に入る。さらにラスト3周で5位に浮上。最後は4番手のマルティンに迫ったものの時間切れ。5位でチェッカーを受けた。
「もっといいレースにできたと思う。言葉が見つからない」
「本当にがっかり。自分にがっかり。今日は0点です」
次戦は3月20日から22日にブラジルで開催される。