MotoGP第16戦日本MotoGPクラス3日目、ウオームアップ走行と決勝が栃木県、モビリティリゾートもてぎで開催された。マルク・マルケス(ドゥカティ)がスプリントに続き、決勝も優勝。2位ホルヘ・マルティン(アプリリア)、3位マルコ・ベゼッキ(アプリリア)。小椋藍(アプリリア)は6位だった。

午前9時40分からは通常10分のウオームアップ走行が、路面改修の影響などで20分に延長されて行なわれた。その後はMotoGPライダーによるカート対決が行なわれ、ジャック・ミラー(ヤマハ)がコースを外れファンサービスをするなどして、会場を沸かせた。

午後2時からの決勝に先立ち、歌手の平原綾香さんがアカペラで国歌斉唱。モビリティリゾートもてぎの日本GP新記録となる大観衆が見守った今大会決勝は、気温20度、路面温度28度、曇り空のドライコンディション。ホンダ・HRC・カストロールは、ホンダのレース活動60周年を記念してスペシャルカラーで参戦。小椋は、父が現役ライダーだった頃のヘルメットと同じデザインのヘルメットで参戦するなど、日本GPスペシャルデザインが多く見られた。

決勝レースは、スプリントでの他者を巻き込む転倒によりアレックス・マルケス(ドゥカティ)にはダブルロングラップペナルティーが科された。また、ウオームアップ走行での転倒後の対応が違反に当たり、ヨハン・ザルコ(ホンダ)にもダブルロングラップペナルティーが科された。

スタートは、ポールポジションからマルティンがホールショットを獲得。マルク・マルケス、ベゼッキ、アレックス・マルケス、ペドロ・アコスタ(KTM)、エネア・バスティアニーニ(KTM)、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)、小椋、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、ディオゴ・モレイラ(ホンダ)のトップ10でファーストラップを終えた。

2周目にはバスティアニーニ、フェルナンデス、小椋がアコスタの前に出た。5周目、4番手のアレックス・マルケスと11番手のザルコはロングラップに入り順位を落とす。9周目には8番手を走行していたモレイラが9コーナーで転倒、リタイア。序盤からトップのマルティンについていたマルク・マルケスは、11周目に入ると、9コーナーでマルティンをパスした。

19周目には8番手を走行していたアレックス・マルケスが転倒、リタイア。ジャック・ミラー(ヤマハ)も転倒するが、再スタートを切った。20周目には10コーナーでザルコも転倒、再スタート。

マルク・マルケスは、トップのままチェッカーフラッグを受けた。2位はマルティン。終盤、23周目にレース最速ラップとなる1分43秒041をマークしたバスティアニーニがベゼッキに迫ったが、ベゼッキが3位を死守。

4位バスティアニーニ、5位フェルナンデス。小椋は23周目にこのレース自己ベストラップの1分43秒638を記録し、6位で10ポイントを獲得した。7位アコスタ、8位バニャーヤ、9位フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)、10位ホンダ勢最上位のルカ・マリーニ(ホンダ)。

11位ブラッド・ビンダー(KTM)、12位ヤマハ勢最上位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、13位は代役参戦で自己ベストタイリザルトのソムキャット・チャントラ(ホンダ)。14位は復帰戦となったマーベリック・ビニャーレス(KTM)。15位フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)までがポイントを獲得した。

チャンピオンシップ争いは、トップのマルティン333ポイント、2番手マルク・マルケス331ポイントでその差2ポイント。3番手ベゼッキ284、4番手アコスタ243、小椋は5番手でここまで237ポイントを獲得している。

第17戦インドネシアGPは次週、10月9日金曜日に始まる。

日本GP新記録となる延べ121997人の観客がモビリティリゾートもてぎに詰めかけた。マルク・マルケス(ドゥカティ)はレース後、マシンに監督のジジ・ダッリーニャの100勝目記念のステッカーを貼っていた。

 

マルク・マルケス(ドゥカティ)とは2ポイント差に迫ったもののチャンピオンシップリーダーを固持しているホルヘ・マルティン(アプリリア)

 

MotoGP第16戦日本MotoGP決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マルク・マルケス ドゥカティ
2 ホルヘ・マルティン アプリリア 1秒363
3 マルコ・ベゼッキ アプリリア 2秒252
4 エネア・バスティアニーニ KTM 2秒330
5 ラウル・フェルナンデス アプリリア 14秒815
6 小椋藍 アプリリア 15秒210
7 ペドロ・アコスタ KTM 16秒928
8 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 20秒333
9 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 23秒545
10 ルカ・マリーニ ホンダ 25秒677
11 ブラッド・ビンダー KTM 25秒853
12 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 30秒867
13 ソムキャット・チャントラ ホンダ 31秒333
14 マーベリック・ビニャーレス KTM 33秒995
15 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 34秒590
16 アレックス・リンス ヤマハ 39秒228
17 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 39秒562
18 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 50秒816
19 ジャック・ミラー ヤマハ 1分11秒127
20 ヨハン・ザルコ ホンダ 2laps
RT アレックス・マルケス ドゥカティ –
RT ディオゴ・モレイラ ホンダ –