MotoE世界選手権第2戦が、MotoGP第10戦オランダGP併催で、オランダのアッセンで開催された。第2戦よりレースフォーマットが一部手直しされ、他の3クラスと同様に金曜日の午前中にフリー走行、午後にプラクティスとなり、プラクティスの結果で予選Q1とQ2の振り分けが行なわれることになった。Q1以降は変更はない。
金曜日に行なわれた予選ではQ2で1分39秒943を記録したマッティア・カサデイがポールポジションを獲得。2番手に1分40秒012でアンドレア・マントバーニ、3番手に1分40秒101でジョルディ・トーレスが続いた。
土曜日の昼に行なわれたレース1は気温21度、路面温度28度のドライコンディションの下、7周で争われ、カサデイがスタートからレースをリードするが、最終ラップに転倒。1周目から2番手につけていたアンドレア・マントバーニが優勝し、2位にアレッサンドロ・ザッコーネ、3位にジョルディ・トーレスが入賞した。
土曜日の夕方に行なわれたレース2は気温23度、路面温度33度のドライコンディションの下、7周で争われ、6番グリッドからスタートし、3周目にトップに浮上したアレッサンドロ・ザッコーネが接戦を制して優勝した。2位にマントバーニ、3位にロレンツォ・バルダサーリが入賞。ポールポジションのカサデイはサイティングラップで転倒、再スタートしグリッドからレースをスタートし、2周目までトップを走ったが、ダブルロングラップペナルティを受け、6位入賞となった。

