カストロール・ホンダ・LCRは、MotoGPライダーのヨハン・ザルコとの契約を継続すると、9月1日に発表した。契約期間は2027年末までの2年間となる。
2024年にホンダ・LCRに加わったザルコは1年目をランキング17位で終えると、2年目の今年第6戦フランスGPでシーズン初、MotoGP通算2勝目となる勝利を記録。第14戦ハンガリーGP終了時点でホンダ勢トップのランキング9位につける。
新たな契約もこれまで同様にHRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)との直接契約で、ファクトリーチームと同じ技術仕様が供給され、パーツのアップデートや開発も並行して提供される。
「来年からの2年間、LCRに所属することが決まったことがとてもうれしい。僕たちには達成すべき大きな目標があり、2027年に向けて大きなチャンスがある。2023年にホンダと契約したとき、さらに2年契約を結ぶだけのエネルギーを与えてくれる第二の風が吹くとは思っていなかった。ルーチョ・チェッキネロ、チームと一緒に1勝を挙げており、再び優勝を経験できたら素晴らしいと思っている。だからこそ、今後もよい結果を目指して努力したい。2年間、ホンダはLCRに大きなサポートをしてくれた。僕たちの努力を通じて、バイクの成長と発展を続けられると信じている。HRC、LCR、そして僕たちをサポートしてくれる全ての人たちに感謝したい」とザルコ。