MotoGP最終戦バレンシアの初日。小椋藍はウイークを好発進した。
前日には「苦戦するコーナーがある。ここを攻略できれば意味が大きい」と語っていた小椋。ウイーク初日のFP1では今季最高位となる2番手につけた。プラクティスでは転倒を喫しながらも5番手につけ、2戦連続4度目となるQ2ダイレクトを達成。
「かなりうれしい。転倒はゼブラとコース外の間にフロントタイヤが入ってしまい、フロントか切れ込んだ。かなり大きな転倒に見えたかもしれないけれど、問題ない。メカニックには申し訳ないことをした」
まだ改善できる箇所もある。
「セクター2とセクター4は大きく改善しなければならないところがある」
今季最後の戦いに向けて、苦戦するコースでの好発進。さらに『必要だった金曜日、土曜日の改善』もクリア。〝追い上げの貴公子〟小椋の歯車がかみ合ってきたようだ。