MotoGP第1戦タイMoto3クラス3日目、決勝が日曜日、タイのブリーラム県にあるチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午後2時(現地時間午後12時)から19周で開催された決勝は、気温34度、路面温度51度、湿度46%、この3日間で一番天気も良く、風も少ない暑いドライコンディション。

スタートは、4番グリッドスタートのマキシモ・キレス(KTM)が好スタートでP.P.だったダビド・アルマンサ(KTM)と1周目から激しくトップを争った。続いてアルバロ・カルペ(KTM)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、山中琉聖(KTM)、ヴェダ・プラタマ(ホンダ)、ダビド・ムニョス(KTM)、ケーシー・オゴーマン(ホンダ)、スコット・オグデン(KTM)、ブライアン・ウリアテ(KTM)のトップ10で2周目を迎えた。2周目5コーナー、3番手争いの中に居た山中は転倒、何とか再スタートできたが大きく遅れた。

3周目1コーナーでは、コーマック・ブキャナン(KTM)が転倒、リタイア。10番手前後に居たグイド・ピニ(ホンダ)も3周目に転倒、再スタートを切るが大きく順位を落とす。先頭集団は、アルマンサがトップ、2番手キレスと0.2秒前後の差で周回を重ねた。3番手は、カルペ、フェルナンデス、チーム・ホンダ・アジアの17歳プラタマ、14番グリッドから順位を上げてきたバレンティン・ペローネ(KTM)により激しく争われた。

折り返しとなる11周目、キレスがアルマンサを捉えトップを走る。しかし、13周目には再びアルマンサがトップを奪還。カルペ、フェルナンデス、プラタマ、ペローネの3番手争いは後半に入り、タイヤが滑り出す中、ミス一つで4人の順位が入れ替わる激しい状態で続いた。残り1周となった18周目には、マッテオ・ベルテッレ(KTM)が転倒、リタイア。

過酷な暑さの中19周続いたトップ争いは、最終コーナー、キレスがアルマンサの前に出た。しかし、アルマンサもすかさず立ち上がり、グランドスタンド前のストレート勝負となった。写真判定で二人は僅か0.003秒差、アルマンサがトップでチェッカーだった。アルマンサはMoto3クラス3年目の初優勝。2位はキレス。パルクフェルメのインタビューでは今日のバトル、結果には満足していると話していた。最後までもつれた3位争いは、3周目1分41秒228のレース最速ラップを出し14番グリッドから追い上げたペローネが制した。

4位カルペはペローネと0.093差。5位プラタマはカルペと0.114差。6位フェルナンデスはプラタマと0.036差という激しい接戦だった。7位ウリアテ、8位マルコ・モレッリ(KTM)、9位ジョエル・エステバン(KTM)、10位ダビド・ムニョス(KTM)。ホンダ勢はトップ15に5台入った。Moto3ルーキーの三谷然(ホンダ)は22位で完走。転倒があったものの山中も24位でチェッカーを受けた。

次戦、ブラジルGPは3週間後の3月20日、金曜日から始まる。

0.003秒差だったダビド・アルマンサ(KTM)とマキシモ・キレス(KTM)

 

MotoGP第1戦タイMoto3決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 ダビド・アルマンサ KTM
2 マキシモ・キレス KTM 0秒003
3 バレンティン・ペローネ KTM 9秒480
4 アルバロ・カルペ KTM 9秒573
5 ヴェダ・プラタマ ホンダ 9秒687
6 エイドリアン・フェルナンデス ホンダ 9秒723
7 ブライアン・ウリアテ KTM 11秒068
8 マルコ・モレッリ KTM 11秒334
9 ジョエル・エステバン KTM 11秒541
10 ダビド・ムニョス KTM 11秒657
22 三谷然 ホンダ 37秒978
25 山中琉聖 KTM 1lap