SBK(スーパーバイク世界選手権)第9戦フランスラウンドは、フランスのマニクールサーキットで2日目のレース1が開催された。

SBKレース1
SBKのレース1は21周の予定でスタートしたが、トップグループが10周目に入ったところで、最終シケイン手前の15コーナーでトーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が激しく転倒、ブライドウェル自身はすぐに立ち上がり退避したものの、この転倒によりレースは赤旗中断。約15分の中断の後、気温28度、路面温度39度のコンディションの下、12周で再スタートが切られた。

最初のスタートでトップに立っていたニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が好スタートを切るが、1周目をトップで終えたのはイケル・レクオナ(ドゥカティ)。しかし、ブレガは2周目にはトップを奪い返すと、3周目には約1秒、5周目には約2秒と2番手のレクオナとの差を開いて独走。3秒118の差をつけてトップでチェッカーを受けた。ブレガは今シーズン24勝目(レース1とレース2で計16勝、スーパーポールレース8勝)を記録。

レクオナが2位でゴール、3位にサム・ロウズ(ドゥカティ)が入賞し、ドゥカティ勢が表彰台を独占した。

4位にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)、5位にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)、6位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)、7位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)、8位にアルベルト・スーラ(ドゥカティ)、9位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)、10位にチャビ・ビエルへ(ヤマハ)が入賞。

ジェイク・ディクソン(ホンダ)が11位、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が12位、ダニロ・ペトルッチ(BMW)が13位に入賞。アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は10番手走行中の3周目の15コーナーで転倒を喫したが再スタートして14位に入賞。

赤旗の原因を作ったブライドウェルはマシンが大破し再スタートレースに出走できずリタイア。

ステファノ・マンジ(ヤマハ)、レミー・ガードナー(ヤマハ)、マッティア・ラト(ヤマハ)、ミゲール・オリベイラ(BMW)は最初のレースで転倒しており、リタイア。ソムキャット・チャントラ(ホンダ)は最初のレースでピットに戻りリタイアに終わった。

SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温27度、路面温度39度のドライコンディションの下、19周で争われた。

3番グリッドからルーカス・マヒアス(ヤマハ)がトップに立ち、4周目までレースをリードするが、13番グリッドから好スタートを切り、3周目には3番手まで浮上していたジャン・オンジュ(ヤマハ)が5周目にトップに浮上。ロベルト・ガルシア(ヤマハ)がオンジュに続き接戦のトップ争いを展開。中盤の11周目にはガルシアがトップに浮上する。

12周目にオンジュが再びトップを奪還するが終盤の17周目にガルシアが再びトップに立つ。しかし、最終ラップにオンジュがトップを奪い返し、今シーズン初優勝を達成。0秒107差の2位にガルシアが入賞した。

3位にバレンティン・デビス(ZXMOTO)が入賞。ポールポジションからスタートしたデビスは、スタートで出遅れ、1周目を10番手で通過。その後、ポジションを挽回し、終盤にはトップ争いの二人の背後にまで迫ったが、そのまま3位でゴールした。

岡本裕生(ヤマハ)は18番グリッドから好スタートを切り、3周目にはトップ10圏内に入ったが、中盤すぎから順位を落とし、今シーズン2回目の入賞となる13位に入賞。

SPBレース1
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース1は気温25度、路面温度35度のドライコンディションの下、11周で争われた。

ポールポジションからスタートしたダビド・サルバドール(カワサキ)がレースをリード。4周目にフェントン・シーブライト(トライアンフ)がトップに立つが、シーブライトとサルバドールが接戦のトップ争いを繰り広げる。

最終ラップまで続いたトップ争いは、サルバドールがわずかに前でゴールしたが、最終ラップの17コーナーでのトラックリミットオーバーにより0秒200のタイムペナルティを受け、2位でチェッカーを受けたシーブライトの優勝となった。3位にアントニオ・トーレス(カワサキ)が入賞。

ヤマハR3レース1
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース1は気温23度、路面温度30度のドライコンディションの下、9周で争われた。

スタートからゴールまで大きな集団でのバトルが展開され、髙平理智が優勝した。20番グリッドからスタートした髙平は1周目に10番手まで浮上してトップ集団に加わると、残り2周でトップに立ち、ゴールラインまで続いた接戦を制してヤマハR3 bLU cRUワールドカップ初優勝を達成した。

0秒195と僅差の2位に竹本倫太郎が入賞し、日本人ライダーがワンツーフィニッシュを達成。竹本もスタートからトップ争いに加わり、トップに立ってレースをリードしヤマハR3 bLU cRUワールドカップ初表彰台を獲得。3位にアレッサンドロ・ビンダーが入賞した。

岡田陽大もトップ争いの集団に加わり周回を重ね、トップと1秒199差の7位に入賞した。

SBK第9戦フランス SBK決勝レース1 リザルト(12周)

1 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)
2 イケル・レクオナ(ドゥカティ) 3秒118
3 サム・ロウズ(ドゥカティ) 6秒293
4 ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 8秒786
5 アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 9秒433
6 ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) 10秒050
7 アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 12秒595
8 アルベルト・スーラ(ドゥカティ) 13秒843
9 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 15秒233
10 チャビ・ビエルへ(ヤマハ) 16秒295
11 ジェイク・ディクソン(ホンダ) 16秒738
12 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 17秒325
13 ダニロ・ペトルッチ(BMW) 24秒031
14 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 1分09秒462
RET トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)
RET ステファノ・マンジ(ヤマハ)
RET レミー・ガードナー(ヤマハ)
RET マッティア・ラト(ヤマハ)
RET ミゲール・オリベイラ(BMW)
RET ソムキャット・チャントラ(ホンダ)