MotoGP第14戦サンマリノMotoGPクラス3日目、ウオームアップ走行と決勝がイタリア、アドリア海岸沿いのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催された。マルク・マルケス(ドゥカティ)が今季4度目のスプリント、決勝のダブル優勝を果たし、ホルヘ・マルティン(アプリリア)とポイントランキングでトップに並んだ。

日本時間午後4時40分(現地時間午前9時40分)から10分間行われたウオームアップ走行では、トップタイムを記録したのはマルコ・ベゼッキ(アプリリア)だった。2番手にマルク・マルケス(ドゥカティ)、3番手にディオゴ・モレイラ(ホンダ)だった。

日本時間午後9時(現地時間午後2時)から27周で開催された決勝は、気温27度、路面温度40度、湿度48%、海沿いの晴れ渡った心地良いドライコンディション。風が強い時があった。タイヤ選択は全員が前後ミディアムだった。

ポールポジションからスタートしたベゼッキは、ホールショットを獲得。トップを快走したが12コーナーで転倒を喫し、リタイアとなった。この時点で、2番手に着けていたマルク・マルケスがトップに浮上。5番グリッドをスタートしたマルティンが2番手に着けた。その後ろでは、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、ペドロ・アコスタ(KTM)、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)が激しい3番手争いとなっていた。

2周目にはジャック・ミラー(ヤマハ)、3周目にはモレイラ、6周目にはフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が転倒、リタイア。今大会は体調不良が続いていたジョアン・ミル(ホンダ)は6周目でピットイン、リタイア。サバイバル戦となった中、7周目にマルティンはマルク・マルケスを捉えトップに立つ。マルティンは8周目に自己ベストラップを記録し、マルク・マルケスから逃れようとしたが、12周目には、再びマルク・マルケスがマルティンを捉えトップに立った。

14周目には、アレックス・マルケスもマルティンを捉え、16周目にはアコスタがマルティンを抜いて3番手に浮上。アレックス・リンス(ヤマハ)は17周目にピットイン、リタイア。アルデゲールは20周目でマルティンをパスすると、22周目に1分30秒936の今大会決勝レース最速をマークした。25周目にはヨハン・ザルコ(ホンダ)が転倒、リタイア。

トップ争いはマルケス兄弟に絞られたが、マルク・マルケスがトップのままでチェッカーフラッグを受けた。2位アレックス・マルケスとの差は0秒657だった。3位にはアコスタが入った。4位アルデゲール、5位マルティン。6位はラウル・フェルナンデス(アプリリア)。7位が地元イタリア人トップで、今大会が全クラス通して200戦目のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。8位エネア・バスティアニーニ(KTM)、9位はホンダ勢トップのルカ・マリーニ(ホンダ)。

10位はヤマハ勢トップでファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。11位ブラッド・ビンダー(KTM)、12位は自己ベストリザルトとなるルーキーのトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)。13位は予選スロー走行のペナルティーでロングラップをこなしたフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)。14位はマーベリック・ビニャーレス(KTM)の代役ライダー、ポル・エスパロガロ(KTM)。完走14名の過酷なレースだった。

ポイントでは、マルク・マルケスとマルティンが274点で並び、ベゼッキ241、ジャンアントニオ223、アコスタ209。小椋藍(アプリリア)は203ポイントで6番手に着けている。

次戦は来週、日本GP前最後となる第15戦オーストリアGP。レースファン、日本人ファンとしては、小椋の復帰に期待したい。

昨年アラゴンGP以来のマルケス兄弟ワンツーフィニッシュ

 

最多となる延べ184051人の観衆の前を走るアレックス・マルケス(ドゥカティ)、ペドロ・アコスタ(KTM)、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。グレシーニはレース事故で2011年に逝去したマルコ・シモンチェリのカラーリングで参戦した。アレックス・マルケスは、この表彰台は彼に捧げると語った。

 

MotoGP第14戦サンマリノMotoGP決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マルク・マルケス ドゥカティ
2 アレックス・マルケス ドゥカティ 0秒657
3 ペドロ・アコスタ KTM 2秒326
4 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 6秒027
5 ホルヘ・マルティン アプリリア 14秒021
6 ラウル・フェルナンデス アプリリア 18秒252
7 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 20秒581
8 エネア・バスティアニーニ KTM 20秒585
9 ルカ・マリーニ ホンダ 22秒911
10 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 23秒229
11 ブラッド・ビンダー KTM 23秒905
12 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 28秒031
13 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 28秒927
14 ポル・エスパロガロ KTM 31秒792
RT ヨハン・ザルコ ホンダ
RT アレックス・リンス ヤマハ
RT ジョアン・ミル ホンダ
RT フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ
RT ディオゴ・モレイラ ホンダ
RT ジャック・ミラー ヤマハ
RT マルコ・ベゼッキ アプリリア