MotoGP第14戦サンマリノMotoGPクラス1日目、フリー走行1とプラクティスがイタリア、アドリア海岸沿いのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催された。プラクティスでは、マルコ・ベゼッキ(アプリリア)がトップタイムを記録。2番手マルク・マルケス(ドゥカティ)、3番手アレックス・マルケス(ドゥカティ)だった。小椋藍(アプリリア)は、ケガの回復が間に合わず、今大会は欠場する。

日本時間午後5時45分(現地時間午前10時45分)から45分間で行なわれたフリー走行1は、気温22度、路面温度26度、湿度75%、雲は部分的にあるものの、晴れたドライコンディション。しかし、ごく僅かにウエットパッチが残り、強いときは風速16km/hの風があった。

そのコンディションの下、ジャック・ミラー(ヤマハ)はアウトラップの4コーナーで転倒。その後も中盤に自己ベストタイムを更新したばかりのペドロ・アコスタ(KTM)が1コーナーで転倒した。このセッションでトップタイムを記録したのは、マルク・マルケスで記録は1分31秒468。2番手はマルコ・ベゼッキで1分31秒528、3番手は小椋のチームメイト、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)で1分31秒601だった。

日本時間午後10時(現地時間午後3時)から1時間行なわれたプラクティスは、気温25度、路面温度36度、湿度60%、雲はあるものの完全に乾いたドライコンディション。風速10km/h前後の風が吹くこともあった。

プラクティスで、最初に1分30秒台を記録したのはアレックス・マルケスで8周目に1分30秒979をマークした。残り20分を切ると、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、ルカ・マリーニ(ホンダ)、ペドロ・アコスタ(KTM)が新しいタイヤを使い、順番にトップタイムを更新。

残り10分を切ると、ベゼッキが19周目に1分30秒331を記録してトップタイムとなる。しかし、マルク・マルケスは18周目に新しいタイヤを使わずに1分30秒247まで記録を縮めた。最後は、地元出身のベゼッキが全25周を走行し、24周目に1分30秒144まで記録を伸ばし、トップタイムとなった。第10戦オランダGPアッセンでの高速コーナーの転倒によるケガがまだ完治していないベゼッキは、フリー走行1とプラクティスの間に、ピットで左膝を冷やしている姿もあった。

2番手はベゼッキとは0秒103差のマルク・マルケス。3番手のアレックス・マルケスは1分30秒329で、ベゼッキとは0秒185差。4番手はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、5番手は今シーズン限りでVR46を離脱するフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)。6番手は午前中に転倒があったもののアコスタ。7番手は一時トップタイムも記録したマリーニ。8番手は前戦、ケガからの感動的な復帰を果たしたヨハン・ザルコ(ホンダ)。9番手にはマーベリック・ビニャーレス(KTM)の代役参戦、KTMのテストライダーを務めるポル・エスパロガロ(KTM)が入った。ポイントリーダーのホルヘ・マルティン(アプリリア)は10番手。

以上の10名は、明日、ダイレクトでQ2からの参戦となる。明日は、日本時間午後5時10分(現地時間午前10時10分)から30分間のフリー走行2が行われ、引き続き、日本時間午後5時50分(現地時間午前10時50分)から予選Q1、Q2が各15分間で開催される。Q1は、プラクティス11番手以下のライダーで争われ、Q2はプラクティス上位10名のライダーとQ1の上位2名のライダーで行なわれる。

更に、日本時間午後10時(現地時間午後3時)からは13周のスプリントも開催される。日本のホンダ、ヤマハ勢の戦いに加え、小椋が欠場している間も、チャンピオンシップ争いの行方を見守りたい。

プラクティス2番手タイムを記録した昨年のミサノ勝者マルク・マルケス(ドゥカティ)

 

前から、3番手タイムを記録したアレックス・マルケス(ドゥカティ)、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ/アレックス・マルケス後方の半身)、トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ/左側)、ルカ・マリーニ(ホンダ/右側)

 

MotoGP第14戦サンマリノMotoGPプラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 マルコ・ベゼッキ アプリリア 1分30秒144 P
2 マルク・マルケス ドゥカティ 1分30秒247 P
3 アレックス・マルケス ドゥカティ 1分30秒329 P
4 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 1分30秒385 P
5 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 1分30秒415 P
6 ペドロ・アコスタ KTM 1分30秒488 P
7 ルカ・マリーニ ホンダ 1分30秒640 P
8 ヨハン・ザルコ ホンダ 1分30秒654 P
9 ポル・エスパロガロ KTM 1分30秒674 P
10 ホルヘ・マルティン アプリリア 1分30秒690 P
11 エネア・バスティアニーニ KTM 1分30秒704 P
12 ラウル・フェルナンデス アプリリア 1分30秒716 P
13 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 1分30秒758 P
14 ジョアン・ミル ホンダ 1分30秒859 P
15 ブラッド・ビンダー KTM 1分30秒943 P
16 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 1分31秒178 P
17 ディオゴ・モレイラ ホンダ 1分31秒263 P
18 アレックス・リンス ヤマハ 1分31秒281 P
19 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 1分31秒459 P
20 ジャック・ミラー ヤマハ 1分31秒567 P
21 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 1分32秒071 P