MotoGP第17戦インドネシアMoto2クラス3日目、決勝がインドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催された。赤旗中断後、14周に短縮された決勝レースでイザン・グエバラ(ボスコスクーロ)が優勝し、3連勝。佐々木歩夢(カレックス)は13位、古里太陽(カレックス)は14位でそれぞれポイントを獲得した。

日本時間午後2時15分(現地時間午後1時15分)から22周の予定で始まった決勝は、気温29度、路面温度64度、湿度71%、風速10km/h以上の風が吹くこともある状態で始まった。スタート直後、混戦の1コーナーでダニエル・オルガド(カレックス)のフロントタイヤが前にいたダビド・アロンソ(カレックス)のリアタイヤに当たり、アロンソは激しくハイサイドを起こした。オルガドの転倒に巻き込まれる形でジョー・ロバーツ(カレックス)も転倒。アロンソのマシンが落下してきたコリン・ベイヤー(カレックス)も転倒。コース処理に時間がかかり、赤旗中断となった。

決勝は14周に短縮されての再開となった。しかし、アロンソのマシンは大破したため、アロンソは再スタートを断念。再スタートを切ろうとしたロバーツも、ピットアウト時にトラブルが発生し再スタートを断念した。

2度目のスタート後、先頭に立ったのは自己最高の2番グリッドからスタートしたアレックス・エスクリグ(フォワード)だった。続いてグエバラ、イバン・オルトラ(カレックス)、オルガド、ダニエル・ムニョス(カレックス)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、フィリップ・サラッチ(カレックス)、セナ・アギウス(カレックス)、ホセ・アントニオ・ルエダ(カレックス)のトップ10でファーストラップを終えた。古里は14番手、佐々木は15番手だった。

3周目にはレースベストラップとなる1分32秒497を記録し、エスクリグはトップ独走を始めた。2番手がグエバラ、オルガドがオルトラをかわして3番手に上がった。ポイントリーダーのゴンザレスは、10番グリッドから徐々に順位を上げ、3周目には5番手まで浮上していた。この周にセレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)が転倒。

折り返しとなる7周目には、トップのエスクリグと2番手グエバラは1秒弱の差となっていた。ゴンザレスはオルトラもかわし、4番手まで浮上。再スタートしていたビエッティとアルベルト・フェランデス(ボスコスクーロ)は共にこの周でピットイン、リタイア。佐々木は14番手、古里は15番手を走行していた。

トップのエスクリグ、2番手グエバラの後ろでは、オルガド、ゴンザレス、オルトラ、アギウスが3番手争いの様相となった。快調にトップ走行を続けていたエスクリグだが、残り1周半の13周目、突然のマシントラブルでリタイア。繰り上がったグエバラが、そのままトップでチェッカーフラッグを受けた。2位にはゴンザレスが入り、3位がオルガドだった。佐々木は13位、古里は14位でそれぞれチェッカーを受けて、佐々木3ポイント、古里2ポイントを獲得した。

3位に入ったオルガドは、レース直後のインタビューで「最初にチームメイト(ダビド・アロンソ)に謝らなければいけない」と話した後、表彰台はとても重要でチームに感謝していると語った。グエバラは3連勝で、2位となったゴンザレスとのポイント差を5.5ポイントまで詰めた。

ポイントランクは、トップのゴンザレスが265.5、2番手のグエバラが260、3番手のオルトラが191.5ポイントとなった。佐々木は20番手24ポイント、古里は23番手17ポイント。

次戦のオーストラリアGPは、2週間後の10月23日(金)から走行が始まる。

2戦連続ポールtoウィン、決勝優勝は3戦連続となるイザン・グエバラ(ボスコスクーロ)

 

MotoGP第17戦インドネシアMoto2決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 イザン・グエバラ ボスコスクーロ
2 マニュエル・ゴンザレス カレックス 3秒570
3 ダニエル・オルガド カレックス 4秒497
4 セナ・アギウス カレックス 4秒809
5 ダニエル・ムニョス カレックス 6秒461
6 イバン・オルトラ カレックス 8秒141
7 フィリップ・サラッチ カレックス 9秒821
8 アロンソ・ロペス カレックス 11秒450
9 トニー・アルボリーノ カレックス 11秒688
10 ホセ・アントニオ・ルエダ カレックス 12秒253
11 コリン・ベイヤー カレックス 15秒217
12 ルカ・ルネッタ ボスコスクーロ 15秒692
13 佐々木歩夢 カレックス 16秒015
14 古里太陽 カレックス 16秒555
15 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク カレックス 16秒668
16 エイドリアン・ウエルタス カレックス 17秒435
17 アンヘル・ピケラス カレックス 19秒425
18 バリー・バルタス カレックス 21秒411
19 ジャビ・ズルトゥーザ フォワード 24秒490
20 マリオ・アジ カレックス 27秒934
21 セルジオ・ガルシア カレックス 30秒825
22 デニス・オンジュ ボスコスクーロ 32秒027
RT アレックス・エスクリグ フォワード
RT アルベルト・フェランデス ボスコスクーロ
RT アロン・カネト ボスコスクーロ
RT セレスティーノ・ビエッティ ボスコスクーロ
NS ジョー・ロバーツ カレックス
NS ダビド・アロンソ カレックス