SBK(スーパーバイク世界選手権)第7戦イギリスラウンドは、イギリスのドニントンパークサーキットで2日目のレース1が開催された。

SBK
SBKのレース1は気温27度、路面温度41度のドライコンディションの下、23周で争われた。

スタート直後の1コーナーでヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)がサム・ロウズ(ドゥカティ)に接触、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)も巻き込まれて転倒してしまう。モンテッラとサム・ロウズはその場でリタイア、バウティスタは再スタートしたもののリタイアとなる。

トプラク・ラズガットリオグル(BMW)がトップに立ち、アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が2番手に続くが、2周目にアレックス・ロウズがトップに浮上する。しかし、アレックス・ロウズはジャンプスタートのペナルティを受けていた。アレックス・ロウズはトップをキープしていたが、4周目の4コーナーでスリップダウンし、リタイアとなった。

これでラズガットリオグルが再びトップに立ち、スタートで出遅れ2周目まで5番手を走行していたニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が4周目まで2番手まで挽回し、トップのラズガットリオグルを追うが、この時点でラズガットリオグルは約2秒のリードを取っており、その後もその差を広げて独走。中盤の12周目にはリードを約5秒に広げ、終盤には最大約7秒のリードを取ったまま23周を走り切り、フルレースで今シーズン6勝目、スーパーポールレースも合わせるとシーズン10勝目を記録した。

ブレガも単独2番手をキープしたまま周回を重ね2位でゴール。12周目に3番手に浮上し、4人のライダーによる3番手争いの接戦を抜け出し、終盤に単独3番手の座をキープしたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が3位に入賞した。

中盤すぎまで4人のライダーの接戦となった4番手争いは、17番グリッドからスタートし12周目に4番手まで上がったスコット・レディング(ドゥカティ)が4番手をキープしていたが、終盤にアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)がこの集団を抜け出して4位に入賞。

ジョナサン・レイ(ヤマハ)が残り3周でレディングを交わして5位に入賞。レディングは6位、ドミニク・エガター(ヤマハ)が7位に入賞した。ギャレット・ガーロフ(カワサキ)も終盤に5番手争いに接近したが、集団に加わるまでにはいかず、8位に入賞した。

9位にレミー・ガードナー(ヤマハ)が入賞。終盤に3人のライダーによる接戦となった10番手争いは、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が10位に入賞。チャビ・ビエルへ(ホンダ)が11位、ライアン・ビッカーズ(ドゥカティ)が12位に入賞した。

マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)は中盤なで8番手を走っていたが、終盤に遅れ、13位でゴール。ミシェル・ルーベン・リナルディ(ヤマハ)が14位、バハティン・ソフォグル(ヤマハ)が15位に入賞。アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)は13番手走行中の9周目の1コーナーで転倒、再スタートし、16位でチェッカーを受けた。

イボ・ロペス(ホンダ)はリタイア、イケル・レクオナ(ホンダ)は8周目にマシントラブルでリタイア、トーマス・ブライドウェル(ホンダ)は6周目の4コーナーで転倒リタイア、ティト・ラバット(ホンダ)は5周目の9コーナーで転倒リタイアに終わった。

SSP
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温26度、路面温度40度のドライコンディションの下、19周で争われた。

ジャン・オンジュ(ヤマハ)がトップに立ち、ステファノ・マンジ(ヤマハ)、ジャウメ・マシア(ドゥカティ)、ルーカス・マヒアス(ヤマハ)がトップ集団を形成。2周目にマシアがトップに立ち、5周目までトップをキープするが、6周目にマンジがトップを奪取する。

トップ争いには7番グリッドから追い上げて来たトム・ブース-アモス(トライアンフ)が加わり、ブース-アモスは7周目にトップに浮上すると、2番手のマンジと共に後続を引き離して接近戦のトップ争いを終盤まで展開する。

ブース-アモスは15周目までレースをリードしたが、16周目のメルボルンヘアピン(11コーナー)でマンジがインをついてトップに浮上。ブース-アモスも翌周の7コーナーでマンジを交わしてトップに立つなど、接戦を展開するが、残り2周でトラックリミットオーバーのロングラップペナルティを受けてその差が開き、マンジがそのままトップでチェッカーを受け、今シーズン5勝目を記録。ブース-アモスは4秒261差の2位となったが、第4戦イタリアラウンド(クレモア)以来、今シーズン5回目となる表彰台に立った。

3番手争いの接戦を最終ラップまでオンジュとマヒアスが争ったが、最終コーナーでオンジュがオーバーランを喫し、マヒアスが3位に入賞。オンジュは4位に入賞した。

鳥羽海渡(ホンダ)はイエローフラッグを尊重しなかったことによるペナルティで、レース1は最後尾の32番グリッドからのスタートを余儀なくされたが、1周目に7ポジションを挽回、その後もポジションを上げて、中盤には17番手まで挽回し、終盤にポジションを一つ上げて16位でチェッカーを受けた。

金曜日のスーパーポールで転倒負傷した岡本裕生(ヤマハ)はレース1を欠場した。

ヤマハR3
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース1は気温27度、路面温度40度のドライコンディションの下、10周で争われた。

レースはスタートからゴールまで接戦の展開が繰り広げられ、終盤には7人のライダーがトップ集団を形成。日本人ライダーの久川鉄平は終始トップ集団の中で周回を重ね、最終ラップのバックストレートエンドの9コーナー進入でトップに立つと、そのままトップでチェッカーを受け、R3 bLU cRUワールドカップ初の日本人ウイナーとなった。

2位にアレッサンドロ・ディ・ペルシオ、3位にエマヌエル・パストーレが入賞。ジーン・健人・ターナーは2周目の11コーナーで転倒を喫しリタイア。2番グリッドからスタートした奥貫 翔は1周目の最終コーナーで転倒リタイア。

FIM WCR
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース1は、気温23度、路面温度38度のドライコンディションの下、12周で争われた。

序盤からマリア・エレーラ(ヤマハ)とポールポジションスタートのビアトリス・ネイラ(ヤマハ)がトップ争いを展開。中盤には3番手以下を引き離して接戦を繰り広げる。8周目にネイラがトップに立つが、後続との差が縮まり、終盤に差し掛かると、クロイ・ジョーンズ(ヤマハ)、サラ・サンチェス(ヤマハ)を加えた4人のバトルとなる。

残り2周でエレーラがトップに立ち、ネイラがこれに続いて最終ラップは二人の接戦となり、ネイラもファステストラップを記録してエレーラを追うが、前に出るまでには至らず、エレーラが今シーズン3勝目を記録した。0秒155差の2位にネイラが続き、ジョーンズが3位に入賞した。

SBK第7戦イギリス SBK決勝レース1 リザルト(23周)

1 トプラク・ラズガットリオグル(BMW)
2 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 6秒535
3 ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ) 11秒775
4 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 14秒446
5 ジョナサン・レイ(ヤマハ) 16秒160
6 スコット・レディング(ドゥカティ) 16秒733
7 ドミニク・エガター(ヤマハ) 17秒089
8 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 17秒205
9 レミー・ガードナー(ヤマハ) 19秒911
10 アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ) 21秒942
11 チャビ・ビエルへ(ホンダ) 22秒508
12 ライアン・ビッカーズ(ドゥカティ) 23秒166
13 マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) 34秒146
14 ミシェル・ルーベン・リナルディ(ヤマハ) 37秒916
15 バハティン・ソフォグル(ヤマハ) 41秒203
16 アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 1分16秒784
R イボ・ロペス(ホンダ) 21周
R イケル・レクオナ(ホンダ) 7周
R トーマス・ブライドウェル(ホンダ) 5周
R ティト・ラバット(ホンダ) 4周
R アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 3周
R アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 0周
R サム・ロウズ(ドゥカティ) 0周
R ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 0周