MotoGP第21戦ポルトガルGPの決勝レースで小椋藍は7位でゴールした。
「今日のレースは昨日のスプリントよりもずっとよかった。スタートでポジションを失うことなく、レース序盤、特に最初の2周は少しアグレッシブに攻めることができた」
12番手グリッドからスタート。2周目に11位、3周目に10位、6周目には9位に浮上。ヨハン・ザルコと8位争いを展開。レース終盤にはザルコをかわして7位フィニッシュを飾った。
「ザルコは13コーナーと14コーナーが速くて、自分は1コーナーと2コーナーが速かった。1,2コーナーで詰めても13、14コーナーで離された。スピードが足りなかった。今回は路面もタイヤもマネージメントを必要としていなかった。今日は単純なスピード、パフォーマンスの差だった」
「ザルコをもう少し早くパスできていれば、前にいたファビオ(クアルタラロ)にも追い付くことができたかもしれない。ファビオを抜くことはできなかったかもしれないけれど、チャンスを作ることができていたかもしれない」
それでも難しいサーキットでのシングルフィニッシュ。
「ここで7位はすごくいい。もちろん同じバイクで(マルコ)ベゼッキがああいうレースしたから当たり前といえば当たり前。でも今回は別の話として考えていいかな」
今季は残すところあと1戦のみだ。