FIMジュニアGP世界選手権、Moto2ヨーロッパ選手権、ETC(ヨーロピアン・タレント・カップ)の第7戦(最終戦)が11月22日、23日にスペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで開催された。

ジュニアGP(Moto3)ではポールポジションからスタートしたマルコ・モレリ(ホンダ)がレース1、レース2共にダブルウインを達成。両レース2位にブリアン・ウリアルテ(KTM)が入賞。レース1の3位にジーザス・リオス(KTM)、レース2の3位にジョエル・エステバン(CF MOTO)が入賞した。

三谷然(ホンダ)は16番グリッドから、レース1で13位に入賞、レース2では16位でチェッカーを受け、ジュニアGP初年度をランキング11位で終えた。内海孝太郎(KTM)は、25番グリッドからレース1で25位、レース2で18位でチェッカーを受けた。

Moto2ではミラン・バペレック(カレックス)が優勝、ストッククラスではイケル・ガルシア(ヤマハ)が優勝。ホンダNSF250Rのワンメイクで争われるETCでは、アレックス・ロンガレッラ(ホンダ)が優勝した。

ジュニアGPクラスではシーズン5勝を記録したブリアン・ウリアルテが、Moto2クラスではシーズン3勝を記録したミラン・バペレックが、ストッククラスではシーズン3勝を記録したイケル・ガルシアが、ETCクラスではシーズン3勝を記録したフェルナルド・ブホサがチャンピオンを獲得した。

2025年のチャンピオン。左からMoto2クラスのミラン・バペレック、ETCクラスのフェルナルド・ブホサ、ジュニアGPクラスのブリアン・ウリアルテ、ストッククラスのイケル・ガルシア